2013年12月27日金曜日

自宅にVMwareを導入しました

職業柄、いろいろなOSをいじることが多い。大抵は東京にある会社の社内ネットワークにVPNでアクセスして検証用のVMwareに入っている仮想マシンを使わせてもらう。ただ、自宅にある方が便利なこともある。それで自宅にもVMwareを導入することにした。と言ってもVMware(ESXi)自体は無料だ。問題はハードウェアだが、VMwareに複数の仮想マシンをインストールして快適に動作させるためにはそれなりのスペックが必要だ。

選んだのはASUS CP3130というデスクトップPC。CPUは1ソケット、クワッドコア+ハイパースレッディングなので論理的には8個のCPUに相当する。メモリは16GB。ハードディスクは2TB。8個の仮想マシンを入れても、各マシンに1個のCPU、2GBのメモリを割り当てられるので十分だろう。価格は80,820円。スペックを考えると安いと言って良い。Windows 8 がプレインストールされているが、リカバリ用のメディアも何もないので捨てることになる。


まず、VMwareのサイトからESXiをISOでダウンロードしてCDに焼いた。ESXiの最新バージョンは5.5だが、調べてみると5.1ではサポートしていたRealTeKのNICをサポートしなくなったようだ。ASUSのNICはRealTekなので、最新版を使うためにはIntelかBroadcomのNICを買わないといけないが、安物でも何千円かする。ここは安定版の5.1をインストールすることにした。

インストール自体は簡単だ。CDを入れて10分ほどで終了した。ハードディスクは2TBだが、ESXiで必要なのは4GBほどなので、ほとんどまるごと仮想マシン用に使える。ESXiの設定はほとんどデフォルトだが、SSHとESXiシェルを有効にしておくといろいろ便利だ。

仮想マシンの設定も難しくはない。導入したのは Windows Server 2008 R2, Windows Server 2012 R2, Windows 7, Windows 8.1, CentOS 6.5 の5台だ。これだけあれば大抵の検証/テストに不自由はないだろう。ちなみにWindows 7 にはOfficeなどのアプリをインストールして、リモートデスクトップでアクセスし、シンクライアントの母体として利用する予定だ。

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