高尾に大正時代に建設された住居兼医院を生かした日本庭園「高尾駒木野庭園公園」がオープンしたので行ってきた。
この小さな公園はJR高尾駅から徒歩で10分ほど、裏高尾町の駒木野病院の隣にある。案内板によると1927(昭和2)年に同院の前身である「小林医院」が開設された場所で、当時は住居兼医院として利用されていた。敷地面積は2900平方メートル。大正時代に建設された平屋の母屋と昭和初期に増築された2階屋が残る。 2009年には小林家が土地・建物を市に寄付。外観を残したまま庭園として改装し直したとか。
典型的な日本家屋で、100匹ほどのコイが泳ぐ池や盆栽のほか、オミナエシ、ブライダルアイシング、染井殿などの種や苗木も植えられている。
庭園だけでなく、家屋の中にも自由に入ることができる。古き良き時代の日本家屋で、心が落ち着き、少しハッピーな気分になった。