2021年9月11日土曜日

プログラミング教育アドバイザー

 日本の小中学校にも生徒全員にラップトップやタブレットを配布して、コンピュータ・リテラシー教育やプログラミング教育がスタートした。GIGAスクール構想とか言うらしい。ようやく・・という気がしないでもないが、まあ良いことだろう。問題は教える方だ。小中学校の教員に十分なスキルがあるとは限らない。そこで、徳島県ではICT普及を目的に設立された外郭団体にその役割を担わせている。ICT知識を持った外部人材を採用して、その外郭団体の職員とともに小中学校でプログラミングの授業をするというプロジェクトだ。その、「プログラミング教育アドバイザー」を公募していたので、応募したところ採用された。全部で23人が採用されたが、多くは退職した教員で、僕のようなコンピュータ技術者も何人かいる。学生も数人いるようだ。

ということで、市内のとある小学校でアドバイザーデビューをした。その小学校ではクラス全員がiPadを配布している。プログラミングで使うのはMIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した教育用プログラミング言語のScratch(スクラッチ)だ。

最初なので直接教えるのは外郭団体の職員の担当者で、三人のアドバイザーは授業の補助をした。そのうち教えるようになるらしい。プログラミングを教えたことはあるが、小学生は初めてだったので少し緊張した。まあ、すぐに慣れるだろう。ボランティアのようなものだが、少しでも子どもたちのICTスキルの向上に役立てればと思っている。