2007年12月31日月曜日

来年の目標−英語で手帳の勧め

語学にしろ何にしろマスターできないのは大きく分けて二つの理由がある。一つ目は「方法がわからない」二つ目は「方法は分かるが続けられない」だ。もちろん90%の人は後者だ。そして続かない理由も二つある。「続けなくても困らない」と「続けてもおもしろくない」だ。

という訳でお勧めは僕も実践している「手帳は英語で書く」だ。仕事をする以上は手帳を使わないわけにいかない。つまり「続けないと困る」状態にするのだ。

手帳で使う英語は非常に簡単だ。たいていは名詞と簡単な動詞だけで用が足りる。人に見せるものではないので恥ずかしくもない。それに同じ単語を何回も繰返して使う。1月の最初の1週間は少し大変かもしれないが、2週目になると第1週で使った単語が結構使える。2月になればずっと楽になる。

まず、来年の手帳を買ってきて、この手帳をすべて英語で書くと決意するのだ。そして一年分の祝日を全て英語で書き加えよう。手帳は普段から使い慣れているもので良い。特にないなら最初から日本語が一切ない外国製の手帳を使うのも面白いかもしれない。

ゴールデンウイークの頃には見違えるようにスラスラ書けるようになっているだろう。そうすればしめたもので、手帳を英語で書くことを「続けるとおもしろい」ようになってくる。徐々に難しい単語を使いたくなってくる。単語の羅列だけでなく簡単な文章にしたくなってくる。スケジュールだけでなくメモも英語で書き始める。数行程度の日記のようなものを書き加えたりする日もでてくる。そして自分で考え、書いて覚えた単語は非常に定着率が高い。

毎日少しずつでも確実に英語に触れるという習慣が一番大切なのだ。来年の今頃には英語がずっと身近になっているはずだ。

僕が以前使っていた手帳。紙の手帳以外にGoogle Calendarも愛用している。両方とも英語しか使わないが、どうしてもわからない単語は緊急避難的にローマ字で書くこともある。

2007年12月23日日曜日

Googleの法人向けサービス Google Appsを使う

Google AppsはGoogleの法人向けのSaaS(Software as a Service:サービス型ソフトウェア)で、自分のドメインネームを使ってGoogleの各種サービスを利用できるサービスだ。

2年ほど前にベータテスト用のユーザーを募集していたが、アナウンスは英語のみだったし、原則としてアメリカの会社やNPOなどの法人が対象だった。しかし、Googleが初めて法人向けのサービス分野に進出するということで大いに興味があり、アメリカの友達の住所を借りて応募したら、幸いにもすんなりと採用された。既にベータテストは終了したが、その時のユーザーは引き続き無料でこのサービスを利用できる。

Google Appsを利用するためにはDNSの設定を変更する必要があった。つまり自分でDNSを立てているか、DNSの設定を変更できるホスティングサービスを利用していないと使えない。僕の場合は自宅にサーバーを持っているので問題なかった。もっとも設定自体は詳細なインストラクションがあったので非常に簡単だった。IT技術者でなくてもそう苦労せずにできるだろう。

Google Appsの管理者には特別なメニューが用意されていて、一般ユーザー向けにスタートページを指定したり、もちろんメールアカウントを作成や削除、一斉通知、ウェブサイトの作成などができる。要はウェブベースのグループウェアの管理機能のようなものだと思えばよい。機能はシンプルだが、洗練された操作性がいかにもGoogleらしい。

有償版の Google Apps Premier Editionは1アカウントあたり年額6,000円だそうだ。使い勝手のよさと管理コストを大幅に削減できることから大手企業でも採用する例が増えているとか。僕が中小企業のCIOなら間違いなく利用するだろう。

Google Apps の管理画面。Googleの常として新しい機能はまず英語版で提供されるので、英語のままだが、もちろん日本語にもできる。

Googleapps





2007年12月12日水曜日

僕のクレジットカード+電子マネー利用術

僕は原則として全ての支払でクレジットカードを使う。使わないのはクレジットカードを使えない場合だけと言ってよい。一番の理由は現金よりずっと安全だから。現金は落としたり盗まれたら終わりだが、クレジットカードは万が一不正利用されても全額保証される。

電子マネーはあまり好きではないが、コンビニになどクレジットカードが使えなくても電子マネーは使える店もあるのでしかたがない。通勤がJRなのでヴュースイカをオートチャージにして使っている。不正利用されてもクレジットカードの部分は全額保証されるが、電子マネーの部分は連絡した時点の残高しか保証されないそうだ。だから、電子マネーの部分はできるだけ金額を低くしている。そうすれば万が一の場合の損害が最小限になるし、実質的にクレジットカードを使うのに近くなる。この点パスモと違ってヴュースイカのオートチャージは電子マネーの金額が自由に設定できて便利だ。

もう一つの理由はポイントだ。僕がメインで使っているカードはノースウエスト航空のマイレージが貯まるタイプだ。100円の買い物をすれば1マイル貯まる。電話代などの支払などを含めると1ヶ月に最低でも10万円くらいはこのカードで払うので、1年で1万2千マイルは貯まる。また1年に1回はアメリカへ行くのでこれで同じく約1万2千マイル。アメリカ往復の航空券は6万マイルなので、2年半に1回は無料でアメリカへ行ける計算になる。ビュースイカも半年で電子マネー化できるポイントが4千円もついたのでこれは大きい。

クレジットカードなら何でもいいというわけではない。不正利用で全額保証されるのはどこも同じだが、オンライン取引での誤請求などのトラブルはカード会社によって対応が違う。これも全額保証されるカードを選びたい。やはり年会費をきちんと取るカードは総じて対応が良いようだ。

日本ではカードで支払ってもカード会社からその小売店に代金が支払われるのは最短一ヶ月後だが、アメリカでは通常3営業日以内に振り込まれる。

Creditcard

2007年12月9日日曜日

来年はオーソドックスな手帳にしてみました

この時期書店には多くの手帳が並べられている。仕事のスケジュールはNotesのカレンダーだし、プライベートではGoogleカレンダーを使っているので紙の手帳でスケジュールを管理することはほとんどない。といってもやはりないと不便なので毎年購入する。

ここ3年ほどは「超整理手帳」を使っていた。スケジュールがジャバラ式で二ヶ月を見渡せたり、普通のA4用紙でリフィルを作って挟み込めるのが売りの手帳だ。しかし、僕の場合、広げて二ヶ月分を見渡すことはほとんどない。リフィルもメモくらいだし、それもサイズが細長くて書き込みにくいので、別途メモ専用の手帳を持参したりしていた。で、今回は最初に選択肢から外した。

モールスキンというイタリア製の手帳にはかなり食指が動いた。サイズも丁度いいし、裏表紙が厚くなっていて持ったままでも実に書きやすい。罫線も適度に薄いので何でも書き込むタイプの人には向いている。しかし、僕は胸ポケットにペンを入れるのが嫌いなので、今度はペンホルダー付きが欲しかった。

ということで結局オーソドックスなタイプ、高橋書店のニューダイアリーペンホルダー付きを購入した。左側がウイークリーで右側がメモになっているよくあるタイプだ。でもほとんど右側のメモしか使わないだろう。それもだんだんと左側にメモが侵食して全面メモ帳と化す可能性が大だ。それなら最初からメモだけの手帳にすればよさそうなものだが、メモというのは最低限時間軸で整理されていなければ事後の検索がほとんど不可能になるし、スケジュールもまったく使わないというわけでもない。それで結局スケジュール付きの手帳に落ち着く。

ちなみに英語では手帳のことをプランナーという。アメリカの書店にも年末には日本と同じようにプランナーのコーナーができる。しかし、日本よりずっとこじんまりしていて種類も少ない。そういったものに凝るという国民性がないのかもしれない。

アメリカ製の手帳(プランナー)。シンプルなデザインが使い易そうだ。

Planner