2009年3月28日土曜日

特急で通勤する快楽

通勤時間がドア・ツー・ドアで2時間と決して短くない。何度も取り上げたがここしばらくはポータブルDVDプレイヤーで映画や大学の公開講座などを見ている。非常に有効に時間を使っているつもりなので、そう苦痛ではない。最寄の駅発の電車があって、それに乗るようにしているので必ず座れるからそんなことができる。

でも帰りは残念ながらそうは行かない。ずっと立ちっぱなしなので疲れるし、途中ペーパーバックを読むことくらいしかできない。それで最近は新宿から特急に乗ることがある。

さすがに快適でゆったりと本を読んだり、書き物をしたりできる。乗っている時間は40分弱くらいなのだが、もう少し長くても良いくらいだ。自由席特急券は500円。さすがに毎日は乗れない。でも麻薬みたいなもので少し疲れているとついつい四ツ谷で降りずにそのまま新宿まで行ってしまう。

しかし、考えてみると毎日乗っても月に1万円だ。これで毎日40分、月にすれば13時間の書斎の利用料金だと思えば決してべら棒な値段ではない。僕は昼食は弁当派だが、外食すれば全然こんな値段ではすまないし。

と言うわけで今のところ週に1-2回の特急利用が徐々に増えつつある。まさしく時間を買っている。

せっかく電車で座っても寝ている人が多いのには感心する。寝るのはベッドが一番だ。電車で寝るくらいならその分早く寝ればいいのにと思う。電車=書斎派の僕には時間の無駄使いとしか思えない。

2009年3月25日水曜日

僕のメタボ予防 -体脂肪率を測る-

メタボが気になる年齢になってきた。現在実施している予防法として、

毎日必ず体重を測る。 
ここ数年続けている。かつエクセルに記録していた。体重は測っているがエクセルのほうは体重がかなり減少してBMIがメタボ圏と言われる25をかなり下回る22.6になったのでちょっとサボリ気味だ。

体脂肪率を測る。
最近は体重に加えて体脂肪率を測るようにしている。結局体重そのものより体脂肪率が問題なのは言うまでもない。安物の体重計についている体脂肪計なので信頼性はやや疑問だが、目安にはなるだろう。現在13%から14%弱程度。

9階のオフィスまで毎朝階段で登る。
これは最近始めたが、かなりの運動だ。ちょうど200段あり、時間にすれば3分強なのだがけっこう疲れる。でも(多分)このおかげで先日高尾山に登ったときに、延々と続く階段もわりと平気だった。

昨年末の健康診断では血液検査の結果も含めてメタボの兆候はまったくなしと言われて安心している。

2009年3月21日土曜日

高尾山登山記録その2

三連休の中日で天気も良かったので、今年2度目の高尾山登山に行った。京王電車の高尾山口駅から高尾山頂に至る登山道は三種類ある。一号路は基本的には山頂近くにある薬王院への参拝用で、一番楽だがその分面白みがない。六号路は沢沿い、稲荷山コースは尾根沿いのコースだ。初詣の時は稲荷山コースだったので、今日は六号路で登った。

家を出たのは朝食後。デイパックには水筒とチョコレートパイ、タオル、デジカメを入れただけ。それと以前買った観光ガイド本の綴じ込み登山マップ。高尾山口駅には9時過ぎに着いた。ケーブルカーの駅横の車道を少し行くと左に六号路の入り口がある。

途中はわりと険しい山道が続く。沢沿いなので緑が一層深い。年配や若いカップル、子供づれなど多くの登山客がひたすら登って行く。途中はこんな感じ。

山頂までは案内図には1時間半とあったが、今日は一人だしスタスタと行くたちなので、1時間ほどで着いた。山頂では定番の富士山の写真を撮った。水筒の水で喉を潤して、チョコレートパイでエネルギーを補給する。
帰りは一号路で帰った。一号路はほとんどアスファルトで固められていて、楽と言えば楽だが、足へのショックがその分大きく、意外と疲れる。トレッキング用のストック(杖)を持っている人が多いが、あれがあるとかなりショックをやわらげられるそうだ。ちょっと欲しくなる。でも買うとしたらトレッキングシューズが先だな。

休日だし、ちょど昼前なので、登り方向はすごく人が多かった。一号路は山道というより傾斜のある普通の道なので、登って来る人は町を歩くような格好がほとんどだ。
高尾山はミシュラントラベルガイドで三つ星だけあって、気楽に行けるし、緑も深く景色も綺麗だ。高尾山口駅から往復で2時間ちょいと、ちょうどいい運動になる。できれば毎月一回くらいは行きたいと思う。

2009年3月20日金曜日

誰も教えてくれなかったIT英語

どの業界にも独特の「業界用語」がある。もちろんIT業界にもある。IT業界用語は日本独特の言い回しもあるが、英語に由来するものも多い。IT関係の英語の本はよく読むし、カンファレンスにも行くが、そういった場所で使われる英語は真面目な英語が多く、独特のカジュアルな、仲間内だけで使うような業界言葉はあまり使われない。

と言うわけでふと気が向いて標記の本「誰も教えてくれなかったIT英語~海外ITエンジニアはこう話す!~」を買って読んでみた。

知っている内容もあるが、知らない言葉も随分あった。「なんとなく分かるけど正確にはどういう意味なんだろう」と気になっていた言葉も数多く解説されていて面白かった。

例えば

Nuke it.

というのが「それ、消しちゃえ」と言うのは知っていないとまったくわからない。もちろん話の前後関係から推察できないことはないが・・・。

学生の時、物理学を専攻したので nuke(ヌーク) が nuclear = 原子核 のことだというのは知っている。アメリカ映画でも核爆弾と言う意味で nuke が使われることはよくある。しかし get rid of や delete の意味があるとはまったく想像もつかない。もちろん辞書にも載っていない。

nuke には電子レンジで調理するという意味もあるそうで、これは辞書にも載っているが知らなかった。

Nuke it for two minutes.

ちなみにきのこ雲は mushroom cloud という。こういうのは直訳なので分かりやすい。

2009年3月13日金曜日

海外のDVDをダビングする方法

4年ほど前にDVDマルチドライブを買ってから、レンタルしたDVDはほぼ全てダビングしてある。もう300枚を超えただろうか。ダビングするので、レンタルしてもすぐに見る必要がなく、いつでも時間のあるときに見れるのが良い。暇なときなどふと以前に見た映画を見たくなるときがあるが、そんなときも便利だ。

最近はアメリカのドラマ「LOST」、「24」、「PRISON BREAK」、「HIROS」などに凝っている。最初はレンタルしていたが、TSUTAYAで半額になるのは発売されてから半年経ってからだし、1シーズン分12枚を一度にレンタルすると結構な値段になる。そこでAmazon.com で中古を探して個人輸入するようにしている。これだと日本でレンタル開始されるよりかなり早く見えるし、1シーズン分10ドル以下で買える。送料の12ドルを加えても円高のおかげで2千円ちょっとで済む。

もちろん、アメリカと日本ではリージョンコードが違うので、そのままでは日本製のDVDプレイヤーで見ることはできない。日本でリージョンフリーのDVDプレイヤー(たいていは中国製だ)を買うか、いっそのことアメリカ製のDVDプレイヤーを買おうかと思ったが、いろいろ探すと「any DVD」というリージョンコードを解除するソフトがあって、これと 「DVD Shrink」というコピーガードを解除するソフトを組み合わせることでアメリカ製の(というよりどこの国の)DVDを簡単にダビングできることがわかった。

以来毎月のようにAmazon.comからDVDを買っているという訳だ。アメリカ製なので日本語の字幕はないが、もちろん英語の字幕はあってONにできるので、聞き取りにくいときはそれを使っている。100%とはいかないが、だいたいはわかる。

2009年3月6日金曜日

20年前から変わらないIT業界の体質

昨年入社したばかりの新人が疲れている。ある大手の広告代理店のシステムなのだが、結構大切な部分を任されて四苦八苦しているようだ。帰るのは毎日ほとんど終電。先日は朝の4時までかかって、そのままオフィスで仮眠したとか。

若いころは体力に任せてがむしゃらにやることは大切だし、財産にもなる。しかし、新人研修を終えて数ヶ月のひよこにあそこはちょっと荷が重いというかキツイなぁと思う。そういえば僕が新人のころ、もう20年以上前だが、そんな感じだった。基本給より残業手当が多い月などけっして珍しくなかった記憶がある。

IT業界の3Kはいろいろな定義があるが、有力なのは「きつい」、「帰れない」、「結婚できない」・・・。別の地方出身の新人の女の子は最後を結構気にしているみたいだ。

20年たっても変わらない、懲りない業界だと思う。