2013年5月25日土曜日

国立新美術館+国会議事堂

家内の知人が参加している美術会の展覧会が六本木の国立新美術館で開かれたので二人で行ってきた。そう芸術に興味があるという訳ではないが、年に一・二回は美術館へ行く。気分転換というか、目の保養というか、大げさに言えば審美眼を養いに行く。
かなり大きな展覧会で入場料が700円必要だが、二人分の招待状をもらったので無料だ。全国各地から出展されていて、玉石混交なのが素人目にも分かる。でも、賞をもらったような作品はさすがにかなりの大作もがあり、結構楽しめた。
ほとんどが絵画だが、家内の知人の作品は彫刻だった。独特の感じで、以前に一度賞をもらったことがあるそうだ。


2時間ほど堪能した後は、近くの東京ミッドタウンで少し贅沢なランチ(メキシコ料理)を楽しんだ。
午後は、家内が国会議事堂に行った事がないというので、乃木坂から国会議事堂前に移動。最初は衆議院の見学受付窓口へ行ったが、受付開始時間まで入れないということで、入口近くで待っていると、修学旅行の中学生のバスが三台もやって来た。こんな大勢の子供と一緒はたまらんと、参議院の見学に急遽変更。こちらは開始時間まで待合室で居ても良く、十数人とずっと少ない。衆議院に比べると人気がないようだ。
あまり手慣れていない係員の説明を聞きながら1時間ほどで見学にコースは終了した。


国会議事堂など高校の修学旅行以来だったが、無料だし(以前国連本部の見学は10ドルちょっと取られた)話のネタには悪くはないかもしれない。

2013年5月11日土曜日

64GBUSBメモリ衝動買い

自宅のリビングのPC(Windows VISTA)と書斎のMacBookProのデータのやり取りは原則原則としてUSBのHDDを使っていた。ネットワーク経由だと時間がかかるからだ。USBメモリが手軽で良いのだが、4GBとやや容量が少なく、DVD一枚分ないので不便だった。


先日Amazonを見ていたら64GBのUSBメモリが3900円だったので、思わず衝動買いをしてしまった。全長6cm、幅1.5cmほどで極めてコンパクトだ。これでDVDの映画をなら10本以上入る。PCの目的の一つはDVDをリッピングすることなので、このデータをMBPに移動するのは非常に多いので随分助かる。

しかし、64GBのUSBメモリなど少し前なら考えられなかった。しかも、4000円以下で買えるとは。すごい世の中になったものだ。もっともさっきAmazonを見てみると4400円になっていたので、これも円安の影響だろうか。

2013年5月6日月曜日

富士芝桜まつり

富士五湖の一つ、本栖湖の近くで開催された「富士芝桜まつり」に家内と行ってきた。

自宅を7時すぎにでて、中央線、富士急戦を乗り継いで河口湖駅についたのが9時30分。会場までのシャトルバスに乗った。ところが、周辺の道路が大渋滞で、到着したのは1時間遅れの1時間30分後。ここで既に不吉な予感が・・・。

80万株の芝桜(しばざくら)は写真のように一面にピンクの絨毯がひかれたようで、周辺に広がる青木ヶ原樹海の広大な緑とのコントラストが美しい。この日の朝の富士山は頂上付近が雲に覆われていて少し残念だったが。



会場も大変な人だ。屋台がたくさん出ていたが、どれも長い行列。一番列の短そうだったホットドックの屋台に並んで、二人で縁石に座り込んで簡単なランチを取った。

さて、これから本栖湖、精進湖、西湖と回ろうと思ったところが、バスは周辺の駐車場行きのシャトルバスばかりで、本栖湖行きの路線バスが2時間もない。まあ、これは想定内で、本栖湖までは歩いても30分ほどだ。家内と軽い気持ちで歩き出したが、途中の道は朝とは比較にならない超大渋滞。「本栖湖入口」バス停にたどり着いたものの、まともにバスが来るとは思えない。近くの住人に聞いても、河口湖まで車で2−3時間はかかるだろうとのこと。

バス会社に電話して聞いたが、1時間以上遅れているらしい。となると、バスが来るのは2時間以上先になる計算だ。家内が「風穴」「氷穴」というスポットには是非行きたいと言うので、そちらへ向いて再度歩き出した。途中の「赤池」というバス停で、バスを待っている人がいたので、バスが大幅に遅れている事を教えてあげると、諦めて同じ方向に向けて一緒に歩くことに。

「風穴」バス停に着いたのが5時少し前。そこで、その人と別れて見学。昔、冷蔵庫の代わりに氷や種子などを冷蔵庫保存していた洞穴とかで、なかなか興味深かった。



もうこれ以上歩けないので、「氷穴」は諦めて、ここでバスを待つことに。待つこと1時間弱で、ようやく河口湖駅行きのバスが来た。多分3時間遅れくらいだろう。とにかく一安心。途中の勇壮な富士山の絶景を見ながら30分ほどで河口湖駅に到着した。



河口湖駅7時7分発の電車に乗り、帰宅したのが9時30分。二人ともクタクタ。

確かに芝桜は綺麗で素晴らしかった。それのみを思い出にして、あの悪夢のような交通渋滞は忘れることにしようと家内と話して、泥のように眠った連休後半の一日だった。

ちなみに先程、Google Mapで調べたら15キロくらい歩いたようだ。山ではいつもそのくらい歩くのだが、舗装道路ははるかに疲れることを実感した。

2013年5月4日土曜日

高尾山・奥多摩登山記録その56

ゴールデンウィークはどこへ登ろうか迷ったが、結局鷹ノ巣山にした。鷹ノ巣山は多分5回目か6回目。東日原からも3回目くらい。石尾根から奥多摩駅までは2回目か。我ながらワンパターンだが、鷹ノ巣山からの富士山にの眺めは絶景だ。天気予報では午前中は晴れで、昼から曇り。何とか富士山が見えるだろうと、いつものように5時50分の電車に乗った。

奥多摩駅に着いたのは7時17分。ちなみに青梅から 奥多摩行きに乗る時は2両目の前から3つ目の右側のドアの近くに座るのがコツだ。それだと奥多摩駅の出口階段のすぐそばなので、素早く改札を出て、バスに乗れるので、確実に座れる。
7時25分発の東日原行きのバスに乗って終点の東日原で降りて、10分ほど歩くと鷹ノ巣山の登山口だ。


川を渡ってしばらくは緩やかな傾斜が続き、快適なハイキングが楽しめるが、すぐに急斜面になり、延々とスイッチバックが続く。東日原からの登りは何回行ってもキツイ。


途中、シニアの人と、少し年配の山ガールに抜かれた。以前は抜くことはあっても、抜かれることは少なかったのだが、やはりブランクのせいで体力が落ちているのだろうか。

結局3時間ほどで鷹ノ巣山山頂に到着。残念ながら曇りで富士山は見られなかった。でも、新緑の山並みが美しかった。


山頂は風がやや強く、薄手のフリースとウインドブレーカーでは少し寒かった。ちなみに今日の山メシは、カレーライス。
一時間ほどで山頂を後にして、奥多摩駅に向かう。


しばらくは快適な尾根道が続くが、やがて急勾配になる。あとは延々と緩やかな下り坂だ。この長い下りはかなり膝にくる。ストックが必須だ。石尾根の最後に小さな神社がある。



この神社から奥多摩駅までは30分くらいなのだが、この30分が結構きつい。登山道ではなくて、舗装道路だからだろうが、精神的にも疲れを倍加させるのだ。
結局、山頂から3時間少しで奥多摩駅に着いた。缶ビールを飲みたかったが、ちょうどホリデー快速が出るところだったので、すぐに乗った。これなら1時間半ほどで家に帰れる。ビールはシャワーの後の楽しみにしよう。
走行距離15.6km、経過時間7時間30分、平均速度2.1Km。