2013年5月6日月曜日

富士芝桜まつり

富士五湖の一つ、本栖湖の近くで開催された「富士芝桜まつり」に家内と行ってきた。

自宅を7時すぎにでて、中央線、富士急戦を乗り継いで河口湖駅についたのが9時30分。会場までのシャトルバスに乗った。ところが、周辺の道路が大渋滞で、到着したのは1時間遅れの1時間30分後。ここで既に不吉な予感が・・・。

80万株の芝桜(しばざくら)は写真のように一面にピンクの絨毯がひかれたようで、周辺に広がる青木ヶ原樹海の広大な緑とのコントラストが美しい。この日の朝の富士山は頂上付近が雲に覆われていて少し残念だったが。



会場も大変な人だ。屋台がたくさん出ていたが、どれも長い行列。一番列の短そうだったホットドックの屋台に並んで、二人で縁石に座り込んで簡単なランチを取った。

さて、これから本栖湖、精進湖、西湖と回ろうと思ったところが、バスは周辺の駐車場行きのシャトルバスばかりで、本栖湖行きの路線バスが2時間もない。まあ、これは想定内で、本栖湖までは歩いても30分ほどだ。家内と軽い気持ちで歩き出したが、途中の道は朝とは比較にならない超大渋滞。「本栖湖入口」バス停にたどり着いたものの、まともにバスが来るとは思えない。近くの住人に聞いても、河口湖まで車で2−3時間はかかるだろうとのこと。

バス会社に電話して聞いたが、1時間以上遅れているらしい。となると、バスが来るのは2時間以上先になる計算だ。家内が「風穴」「氷穴」というスポットには是非行きたいと言うので、そちらへ向いて再度歩き出した。途中の「赤池」というバス停で、バスを待っている人がいたので、バスが大幅に遅れている事を教えてあげると、諦めて同じ方向に向けて一緒に歩くことに。

「風穴」バス停に着いたのが5時少し前。そこで、その人と別れて見学。昔、冷蔵庫の代わりに氷や種子などを冷蔵庫保存していた洞穴とかで、なかなか興味深かった。



もうこれ以上歩けないので、「氷穴」は諦めて、ここでバスを待つことに。待つこと1時間弱で、ようやく河口湖駅行きのバスが来た。多分3時間遅れくらいだろう。とにかく一安心。途中の勇壮な富士山の絶景を見ながら30分ほどで河口湖駅に到着した。



河口湖駅7時7分発の電車に乗り、帰宅したのが9時30分。二人ともクタクタ。

確かに芝桜は綺麗で素晴らしかった。それのみを思い出にして、あの悪夢のような交通渋滞は忘れることにしようと家内と話して、泥のように眠った連休後半の一日だった。

ちなみに先程、Google Mapで調べたら15キロくらい歩いたようだ。山ではいつもそのくらい歩くのだが、舗装道路ははるかに疲れることを実感した。

0 件のコメント: