久しぶりの山行は海部郡牟岐町の鬼ヶ岩屋から五剣山縦走。
鬼ヶ岩屋は標高450m、五剣山は638mの低山だが、牟岐町を代表する山だ。
実家へ帰る家内に車で送ってもらって、牟岐町にある休業中の鬼ヶ岩屋温泉で下車。すぐ側に五剣山・鬼ヶ岩屋方面の標識があるので舗装道を歩くと10mも行かないうちに登山口の標識があり、左に折れる。
しばらくは歩きやすい登山道が続く。なかなか良い感じだ。
途中分岐もなく、ところどころに赤テープや標識があるので迷うことはない。
1時間ほどで鬼ヶ岩屋と五剣山の分岐があるので鬼ヶ岩屋に向かう。ここから鬼ヶ岩屋までは急勾配が続く。
鬼ヶ岩屋の山頂は名前の通り巨大な岩盤で、最後に小さな梯子がかけてある。これを登ると頂上だ。
頂上に登ると牟岐町が一望できる。なかなかの絶景だ。
西側の山並み。真ん中の高い山は八郎山だろうか。
昼食の後、再び五剣山への分岐へ向かう。五剣山方面へ歩くとこれも10mを行かないうちに五剣山方面の標識がある。
あとは獣道のような細い登山道が続く。ただ、10m-20m毎に目印の赤テープが木に巻いてあるので、それを見失はないように歩けば迷うことはないだろう。わかりにくい箇所も何箇所かあるが、周囲をよく見渡してテープを探せば良い。
一時間ほどで「一の剣」と書いた黄色いテープが巻いてある。五剣山は名前の通り山頂が五つあるあるのだが、これが一番右の山頂だ。
しばらく歩くと同様に「二の剣」と書いた黄色のテープとJR辺川駅と五剣山山頂への分岐がある。もちろん五剣山山頂へ向かう。
どんどん歩いて行くと「三の剣」「四の剣」の黄色テープがある。最後の「五の剣」にあたるのが五剣山の一番高い本当の山頂だ。
山頂からは牟岐町の市街地や紀伊水道・太平洋方面が一望できる。小さな島は出羽島だ。
さて、先ほどのJR辺川駅への分岐へ戻り、山を降りる。
これが結構な急勾配で、しかも落ち葉がたくさんあり非常に滑りやすい。登山道も非常に分かりにくいが、ほとんど10m毎に赤テープが貼ってある。逆に言うと10m以上テープがなければ登山道を外れていると考えて良い。
思いの外時間がかかり、JR辺川駅に着いたのが4時30分。4時10分の汽車に乗れなかったので次は5時52分。駅の周辺には自動販売機が2台あるだけで、全く何もない。家内にLINEして迎えに来てもらって家内の実家で夕食を御馳走になり、帰宅した。
JR辺川駅から見た五剣山。
本日の山行は
距離 9.6Km、時間 5時間50分、平均速度1.6Km/時