2016年1月30日土曜日

ホームセキュリティシステム設置

JICAが自宅にセキュリティシステムを設置しました。ドアセンサーと各部屋にモーションセンサーが取り付けてあります。

外出時はシステムをオンにすれば、不審者が侵入すると警報がなって警備員が駆けつけるそうです。夜に寝る時はスリープモードというのがあって、オンにすると、寝室とバスルームのセンサー以外が有効になるそうです。でも、これだと夜にトイレに行くときは良いのですが、冷蔵庫で何か飲もうとキッチンへ行く時とかはシステムをオフにしないといけません。かなり面倒というか、忘れそうです。

JICAも安全のためにいろいろ考えてくれるのはありがたいのですが、これって本当に必要かなとも思います。賊が侵入してから警備員が来ても遅いだろうし・・・。

F1F285EB 57F2 4688 9044 0F45D77A2905

CBF5340B C7C3 406D ABE3 AE8EA2E2D4DB

2016年1月24日日曜日

南アフリカの首都は市ではなく地域?

南アフリカでは、市の核となる地域をタウンと呼ぶ。

僕の任地PharaborwaはBa-Phalaborwa市のタウンだ。隣町のGreater TzaneenのタウンはTzaneenだ。

プレトリアは南アフリカの首都だが、プレトリア市というのはない。プレトリアはツワネ市の中心地、タウンにすぎない。歴史的にはプレトリア市というのがあったが、2000年にツワネ市の一部となった。それでも首都はツワネ市ではなくプレトリアのままだ。つまり、南アフリカの首都は市ではなく地域という事になる。

ちょっと奇妙な感じがする。

12510394 10208455406842614 3371008581327987328 n

2016年1月22日金曜日

散髪代は50ランド

1ヶ月半に一回くらい散髪に行く。自宅から車で5分くらいだが、大抵は金曜日に仕事が終わってから立ち寄る。料金はカットのみで60ランド、約500円。

散髪屋の主人は大のラグビー好きで、店内にはラクビー関連の写真やらグッズが飾られている。特にライオンズというチームがお気に入りらしい。Facebookもやっていて、時々ポストしているが、ライオンの写真が多い。

いつもは特に話はしないのだが、日本でも散髪屋で話はしない、今日は「Facebookを時々見ているけど、ライオンの写真が多いね。本当にライオンが好きなんだね」と話しかけると、とても喜んで、「電話番号を教えてくれ。WhatAppで連絡しよう」と言ってくれた。

散髪が終わった後でタブレットを開いて自慢のライオンの写真を見せてくれた。「へぇ〜、すごいや」というとますます喜んでくれて、散髪代に100ランド渡すとお釣りに50ランドくれた。ということで10ランドのディスカウント。今日だけなのか、これからもずっと50ランドなのか、次に行くまで分からない。

 

Cliffsbarbershop

2016年1月18日月曜日

南アフリカで初めてアルバム購入

よく聞いているFM放送から時々流れている気になる曲は、南アフリカの最大都市ヨハネスブルクのタウンシップ出身の歌手「Lira」の「Bliever」だった。

YouTubeとかで何曲か聴いてみたが、良い感じの曲だったのでアルバムを買ってみた。一番新しい「Rise Again」というベストアルバムだ。

歌詞も比較的聞き取りやすい曲が多い。もちろんiTunes でダウンロードしてiPhoneに転送した。しばらくは時に触れて聞くことにしよう。

ちなみに南アフリカのiTunesサイトではR99と表示されていて日本円では800円くらいのはずなのに、日本のiTunes経由で買うとまさかの倍額1600円。今度から南アフリカのiTunesのIDを取得してから買う事にしよう。

Believer

I believe in love.
Love reveals just who we are.
But in our fear, we may lose out on a star.
Love brings us closer while fear tears us a part.
Love sets us free but our fear will keep us frozen.

Love, love heals while fear brings on disease.
Love opens up while fear closes us in.
Love breeds the courage,to do the things that we once feared.
Though we feel the fear, still we move right on in love.

Image004 

2016年1月10日日曜日

洗車中の大雨

明日から学校が再開されるので、車でも洗おうと始めた途端に不運にも大雨が降りだした。雷も大きな音でゴロゴロ。

あちゃ。でも、このくらいの雨だったら多少の汚れは洗い流されるだろうから手間が省けたと前向きに解釈。

9E0553E1 D15E 4A67 A0C7 9EFD9CC21D5F

海外在住者にVPNはなかなか便利

日本の自宅にLANを構築している。当然ルーターがあるのだが、これがVPNの機能がある。VPNはVIutual Private Network の略だが、これがあると世界中どこからでもインターネットを介して自宅のLANにアクセスできる。それも便利なのだが、他に非常に便利なことがある。

例えば日本のウェブサイトの中には著作権上の理由で海外からのアクセスを禁止している場合がある。一部の動画や音楽などだ。当然南アフリカからはアクセスできない。しかし、VPNを介して一旦日本のルーターを経由してアクセすると、それは海外からではなく、日本からと見なされアクセスできるのだ。

次がその例で、Yahooで日本のテレビ番組の動画なのだが、左が南アフリカからの直接アクセスだ。「日本国外からは映像を視聴できません。」表示される。右はVPN経由で同じ動画にアクセスすると問題なく視聴できる。

Screen Shot 2016 01 10 at 10 04 15 AMScreen Shot 2016 01 10 at 10 02 57 AM

 

それ以外にもレストラン等のフリーWiFi等でウェブにアクセスしたり、メールの送受信をすることがあるが、街中のWiFIスポットはセキュリティ上無防備な場合が多く、ユーザーIDやパスワードを盗まれる危険性があるのだが、VPNなら高度に暗号化されてデーターをやり取りするので、その危険性を極めて低くする事ができる。

僕は自分で設定したのだが、有償・無償のVPNを提供しているサービスもあるようなので、検討しても良いかもしれない。

ちなみに日本の筑波大学が提供している無料のVNPサービスが有名なようだ。僕自身は使ったことがないので、自己責任でどうぞ。

2016年1月9日土曜日

南アフリカの地方自治制度(その1)

南アフリカの地方自治制度は日本とは随分と違うようだ。ちょっと興味があって、時間のある時にちょこちょこと調べているが、当然英語の情報ばかり。ほとんどが断片的な情報で体系的なものは非常に少ない。

南アフリカのち地方自治体は三種類ある、と言うか三種類しかない。

一つ目は Metropolitan Municipality と言う。直訳すれば大都市自治体とでもなるだろうか。名前の通りケープタウン、プレトリア、ヨハネスブルクなどの大都市を構成する自治体で、全国に8つある。二つ目は Local Municipality と言う。直訳すれば地方自治体?そのままだ。ほとんどの自治体がこれで、全国に236ある。この二つが基礎的自治体となる。三つ目が District Municipality で区分自治体とでも訳するべきか。郡と言ったほうが分かりやすいかもしれない。いくつかの地方自治体 (Local Municipality) が集まった自治体だ。これは全国で52ある。地方自治体(Local Municipality)を補完する自治体で、あまり大きな権限はないようだ。ちなみに、大都市自治体(Metoropolitan Municipality)は区分自治体(District Municipality)には含まれず、単独で区分自治体(District Municipality)の機能を兼ねている。それ以外に州(Province)が全国で9つある。つまり、地方自治体については全てMunicipalityで、市町村の区別はない。本来英語の Municipality は市町村の総称のような意味だが、強いて訳せば「市」で良いと思う。

当然 政府(Government)→州(Province)→区分自治体(District Municipality)→地方自治体(Local Municipality)で、僕の任地は Limpopo Province → Mopani Municipality → Ba-Phalaborwa Municipality となる。Municipality の名前からは District やLocal は省かれるようだ。周辺には西にグレーターザニーン市(Greater Tzaneen Municipality)、南にはマルレング市 (Maruleng Municipality)がある。

それぞれの Municipality にはmayorがいる。英語のmayorは市長、町長、村長など、基礎的自治体の長の事なので Local Municipality  のmayorは市長、District Municipalityの mayor は郡長とでも訳して良いだろう。州(Province)の行政府の責任者はPremierと言う。本来は首相の事なので、州首相とでも訳すべきだろう。

これは南アメリカの政治制度の特徴なのだが、行政府の長は直接選挙ではなく、議会議員の間接選挙で選ばれる。大統領は下院議員の中から、州首相は州議会議員の中から、郡や市の市長もそれぞれの議会議員の互選で選ばれ、議会の議長職を兼ねる。直接選挙で選ばれるのは議会議員だけだ。どの議会議員も任期は5年だ。

それぞれの地方自治体(Local Municipality)にはコアとなる集落がある。それらはTownと呼ばれる。その周辺に衛星都市のように集落が点在している。例えば任地のBa-PhalaborwaのTownはPhalaborwaで、Greater Tzaneen のTownはTzaneen、MarulengのTownはHoedspruitだ。Townの多くは白人が入植して発展した集落で、Tzaneen、Hoedspruit、Phalaborwaはいずれも半数前後が白人、特にオランダ系移民の子孫である Afrikaner(アフリカ人の意味)が大半だ。

Townの周辺に点在する集落に住んでいるのはほとんど黒人だ。Phalaborwaの周辺で最大の集落であるNamakgleは人口36,000人のうち、黒人が99.6%を占める。白人の割合は0.1%だ。これらの集落はcommunityと呼ばれている。多くは白人の入植前に成立した同じ部族や、複数の部族からなる伝統的な集落だ。彼らはCommunity Leaderを選出して地方自治制度とは別の、ある種の自治的な権限を持っているようだ。Community Leaderの選出方法はそのCommunityに任されている。

 

SAProvince

2016年1月7日木曜日

町の名前の由来

任地であるファラボーワ(Phalaborwa)にとても良い、当然ちょっと高い、レストランがある。名前を「The Hat and Creek(帽子と小川)」と言う。ところが、隣町のフットスプリット(Hoedspruit)にも同じ名前のレストランがある。こちらが本店らしい。

今日知ったのだが、Hoedspruit というのはアフリカーンズ語(南アフリカのオランダ系の移民が話すオランダ語から派生した言語)で「Hat Creek」という意味だそうだ。もちろんレストランの名前はそこから名付けられたのに違いない。

また任地のファラボーワはソト語、ソト族という部族の言葉、で「Better than the south(南より良い)」という意味だとか。言い伝えによると、大昔、一説には紀元400年ごろに南からソト族の集団が移動して作ったのがこの町の起源だそうだ。

さらに、隣町の ザニーン(Tzaneen)ソト語によく似た北ソト語派生で「Gathering Place(たまり場)」という意味らしい。 恐らくは多くの部族・民族が文字通りここに集まって集落を作ったのが始まりと信じたい。


ちょっとした知識(雑学)だが、こんなことを発見するとちょっとハッピーな気分になる。

 

TheHatandCreek

2016年1月4日月曜日

今年の初小旅行(ドライブ)はEcho Caves

新年と言っても一人暮らし。LINEで家族とチャット(無料通話)した以外は特にいつもと変わったことはなかった。

1月3日は流石にちょっと退屈したので、以前から行ってみたかったEcho Cavesという洞窟に行ってきた。車で南下すること2時間弱。ブライデリバーキャニオンの北端付近に位置する洞窟は国道よりダートロードを4キロ程入ったところにある。

入り口付近にはちょっとしたレストランやアコモデーションがあった。受付で60ランドを払いツアー開始を待つ。ほんの3分程で黒人女性のガイドが来てツアーが始まった。同行者は白人の家族連れ5人と黒人のやはり家族連れとその友人4人の合計10人。

Echo Cavesの名の通り音が反響するからというシンプルな名目だそうだ。途中すごく狭かったり天井の低い箇所もあり、あまり肥満の人は通れないんじゃないかと思った。まずまず普通の洞窟と言えばそうなのだが、60ランドの価値はあったと思います。

DSCN0619

DSCN0632