2015年5月31日日曜日

お好み焼き in 南アフリカ

ここのところ毎週土曜日の昼はお好み焼きに挑戦しています。なんとかまずまず食べられる物ができるようになりました。薄切り肉は手に入らないので、もっぱら冷凍のミックスシーフードを使ってシーフードお好み焼きです。南アフリカではガスコンロは珍しくほとんどが電気コンロです。電気コンロは温度調節が難しいです。やたらと予熱が強いので、それをうまく利用するのがコツのようです。あと、ひっくり返すのが難しいです。
お多福お好み焼きソースはもちろんないので、次の通りに作りました。

ウスターソース 大さじ1
水 大さじ1
醤油 大さじ1
ケチャップ 大さじ2
砂糖  大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
よく混ぜてから砂糖を溶かすために30秒くらい火に掛けます(チンでも可)。


ウスターソースと醤油は幸いにも手に入ります。キッコーマンは高いですが、中国製のがあってそれは安いです。今日は二枚作って一枚は冷凍しました。


車、買いました!

南アフリカ赴任のSVは治安上の理由から自動車の購入をJICAより「強く推奨」されています。治安だけでなく住んでいる町から勤務先まで10キロ以上あるので、徒歩はもちろんコンビタクシー(ミニバス)での通勤も難しいです。仕方がないので自動車を買いました。もちろん中古車です。無難なところで日本車にしました。外国人が自動車を買うのは手続きやらが大変でしたが何とかなりました。


2015年5月27日水曜日

講師の授業を見て思うこと

 

1週間単位で各講師の授業を見ている。今日はコンピュータハードウェアについての授業。どこからか手に入れた旧式のパソコン(一人一台)を分解し、学生に組み立てさせる。もちろん動かないが、コンピュータの構造を理解する上では有益に違いない。ただ、事前の講義(座学)が不十分のような気がした。他の講義でも感じているが、「習うより慣れろ」的なアプローチが多い。講師自身(多分多くのIT技術者も)がそうやって知識を得たのかもしれないが、ここは学校であり現場ではない。学生には不十分だろう。僕は教育の専門家ではないが、改善の必要がありそうだ。

 


2015年5月18日月曜日

今日も停電+夕食

今日も停電があった。夕方5時から7時半までだが、この時間帯は辛い。今日の夕食はヘイク(hake:タラに似た白身魚)のムニエルと決めていて、解凍も終わり、さて作ろうかと言うタイミングだった。再冷凍すればただでさえイマイチの冷凍魚がさらに不味くなるのは確実。ということで、カセットコンロを使って予定通りヘイクのムニエルを作った。他はマッシュドポテトと温野菜の予定だったが、もちろん作れず、ヘイクのムニエルとカップラーメン+ビールという訳の分からない組み合わせで夕食終了。

 

 

 

 

 
 

任地のPhalaborwaとジョギングの事など

任地のPhalaborwaは市街地の周囲をほぼ長方形の外周道が取り囲み、真ん中よりやや南を国道71号線が東西に突き抜けている。71号線を西に480キロ行くと首都プレトリアに、東に80キロほど行くとクルーガー国立公園を経てモザンビーク国境に至る。
Phalaborwaの市街地の道路は格子状ではなく、複雑に入り組んでいるため、かなり慣れないと地図が必須だ。

と言うことで暇な午後に少しでもPhalaborwaの道を覚えるべく地図を見ていると無性に走りたくなった。晩秋とは言え日中は30度を超えることも多いが、今日は珍しく涼しい。以前から外周道一周に挑戦したかったが、そこまでは気合が入っていないので国道71号線より北側の半分に挑戦することにした。外周道北側の東半分くらいはいつも走っている道なので、未知なのは西半分だけだ。

ややゆっくりしたペースでメモした通りの名前を確認しながら、特に迷うこともなく、ただ、最近少し踵を痛めているので、できるだけ土や芝生の上を選びながら、54分11秒で走り終えた。1キロ6分のペースだとすると9キロ。10キロ少々あると踏んでいたが思ったより短かった。すると外周道一周も20キロはなく、18キロくらいだろうか。

まあ、このくらいの距離なら気候さえ良ければ快適だ。たまに暇な週末にでも挑戦してみることにしよう。

スクリーンショット 2015 05 17 18 18 07

2015年5月9日土曜日

サプライズ・バースデーパーティ

今日はモパニカレッジのIT系の講師の一人の誕生日だった。授業が終わった後で、いつもならさっさと帰る学生が教室に残っていて、さらに別の学生も教室に入ってくるのでおかしいと思っていたら、その同僚が教室を出た後で、別の学生がケーキを4つも持って入ってきた。別の同僚が「今日はニャティ(彼の名前)の誕生日でサプライズパーティをやるんだ」と明かしてくれた。

しばらくして教室に帰ってきた彼に「ハッピバースデートゥーユー」の嵐。さすがに彼は嬉しそうで満面の笑みを浮かべていた。日本ではあまり馴染みのないサプライズパーティだが、学生が企画して教師のお祝いをしたのも聞いたことがない。彼はよほど好かれているんだろうな。

Image0031

2015年5月2日土曜日

クルーガー国立公園へ行ってきました

クルーガー国立公園は南アフリカ最大の、そしてアフリカでの有数の規模を誇る自然保護区だ。赴任地であるファラボルワはそのクルーガー国立公園に隣接している。

赴任してから3週間。メイデー(南アフリカではワーカーズデイと言う)の祝日の今日、ようやく訪れる事ができた。先任SVと僕を含めた新任SV3人の合計4人だ。朝の5時40分に先任SVのFさんの車にピックアップしてもらって、公園に向かう。と言ってもすぐ東隣なので5分ほどで公園のゲートに着いた。開門は6時だが、すでにかなりの車が列を作っている。観光客は一人250ランドだったかの入場料が必要だが、僕らは住人なので65ランドで済んだ。公園内にはメインの舗装道路とそれから別れる未舗装道路があり、未舗装道路によく野生動物が見られるポイントがある。と言ってもこれは運頼み。どんな動物に遭遇するかは行ってみないと分からない。

 

さっそく現れたのは象。もちろん動物園以外で見るのは初めて。野生の象はすごい迫力だ。以降も数頭の群れで何回か見ることができた。

DSCN0081

 

続いてインパラ。これは非常に多く生息しており、公園内の随所で見られた。十頭前後のの群れで生活しているようだ。車に慣れているのか、車が近づいても逃げることもない。ただ、一度走りだすとすごいスピードで去っていった。

DSCN0099

 

シマウマ。これも比較的多く見られた。

DSCN0108

 

キリンは背が高いので遠くからでも良く見える。数頭が群れを作って背の高い木の葉っぱを食べている。

DSCN0116

 

ちょっと分かりにくいがカバ。水場に行くと耳と鼻をのぞかせて泳いでいる姿を何回か見ることができた。

DSCN0144

 

川の中州で甲羅干しをするワニ。クルーガー国立公園は今回で6回目というFさんも、これを見たのは初めてと言っていた。

DSCN0164

 

公園内には各所にホテルやコテージ、キャンプ地があり、レストランも併設されている。眺めは抜群で、これだけでも一見の価値がある。

南アフリカは秋だというのに昨日は日中は33度まで気温が上がったが、今日は一転して最高気温は26度。爽やかな秋晴れと涼しい風。レストランのハンバーガーも一層美味しく感じられた。はるか向こうはモザンビークのはずだ。

DSCN0212

 

今日見られたのは草食動物ばかりで、肉食動物は見られなかった。ライオンやヒョウなどはなかなか見られないとのことだった。また、今日行った公園の中部エリアより、南部エリアによく見られるとのこと。是非次回挑戦したいものだ。しかし、野生動物もそうだが、大自然の景観もすばらしく、Fさんが1年で6回も行ったのも大いにうなずける。僕もハマりそうな感じがする。

閉門の5時半ちょうどにに公園を出て、帰宅したのは6時。12時間以上でさすがに疲れたが、極めてエキサイティングで充実した一日だった。