2015年5月2日土曜日

クルーガー国立公園へ行ってきました

クルーガー国立公園は南アフリカ最大の、そしてアフリカでの有数の規模を誇る自然保護区だ。赴任地であるファラボルワはそのクルーガー国立公園に隣接している。

赴任してから3週間。メイデー(南アフリカではワーカーズデイと言う)の祝日の今日、ようやく訪れる事ができた。先任SVと僕を含めた新任SV3人の合計4人だ。朝の5時40分に先任SVのFさんの車にピックアップしてもらって、公園に向かう。と言ってもすぐ東隣なので5分ほどで公園のゲートに着いた。開門は6時だが、すでにかなりの車が列を作っている。観光客は一人250ランドだったかの入場料が必要だが、僕らは住人なので65ランドで済んだ。公園内にはメインの舗装道路とそれから別れる未舗装道路があり、未舗装道路によく野生動物が見られるポイントがある。と言ってもこれは運頼み。どんな動物に遭遇するかは行ってみないと分からない。

 

さっそく現れたのは象。もちろん動物園以外で見るのは初めて。野生の象はすごい迫力だ。以降も数頭の群れで何回か見ることができた。

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続いてインパラ。これは非常に多く生息しており、公園内の随所で見られた。十頭前後のの群れで生活しているようだ。車に慣れているのか、車が近づいても逃げることもない。ただ、一度走りだすとすごいスピードで去っていった。

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シマウマ。これも比較的多く見られた。

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キリンは背が高いので遠くからでも良く見える。数頭が群れを作って背の高い木の葉っぱを食べている。

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ちょっと分かりにくいがカバ。水場に行くと耳と鼻をのぞかせて泳いでいる姿を何回か見ることができた。

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川の中州で甲羅干しをするワニ。クルーガー国立公園は今回で6回目というFさんも、これを見たのは初めてと言っていた。

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公園内には各所にホテルやコテージ、キャンプ地があり、レストランも併設されている。眺めは抜群で、これだけでも一見の価値がある。

南アフリカは秋だというのに昨日は日中は33度まで気温が上がったが、今日は一転して最高気温は26度。爽やかな秋晴れと涼しい風。レストランのハンバーガーも一層美味しく感じられた。はるか向こうはモザンビークのはずだ。

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今日見られたのは草食動物ばかりで、肉食動物は見られなかった。ライオンやヒョウなどはなかなか見られないとのことだった。また、今日行った公園の中部エリアより、南部エリアによく見られるとのこと。是非次回挑戦したいものだ。しかし、野生動物もそうだが、大自然の景観もすばらしく、Fさんが1年で6回も行ったのも大いにうなずける。僕もハマりそうな感じがする。

閉門の5時半ちょうどにに公園を出て、帰宅したのは6時。12時間以上でさすがに疲れたが、極めてエキサイティングで充実した一日だった。

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