2019年4月23日火曜日

初めてのポニートレッキング

イースターの5連休を利用して、レソト南部へ小旅行に行ってきました。マレアレア(Malealea)という小さな村ですが、ハイキング、マウンテンバイク、ポニートレッキングなどのアクティビティで有名です。
到着して、しばらくあたりを散策しました。そして一泊して目的のポニートレッキングに挑戦しました。選んだのはいくつかのコースのうち、ブッシュマンペインティングという古代人の壁画の跡を目指す周回コースで約3時間のコースです。

















ポニーというのは小さめの馬の総称です。ガイドに手伝ってもらって、ポニーに乗り、前進、停止、左右の簡単な指示方法を教わってから出発です。ちなみに一緒に行ったのはフランス人の高校生で、やはりイースター休暇を利用してレソト旅行に来たそうです。乗馬の経験があるそうで、特にガイドの指示がなくてもスタスタと進んで行きました。私はと言えば馬具にほとんどしがみつくようなへっぴり腰です。それでも30分も経つと慣れきて、背筋だけは伸ばせるようになりました。途中ほとんどは道というようなものはなく、馬や牛が通った跡の草が生えていないような筋があるだけです。これでは四輪駆動車も通れません。今でも馬が地元の人々の重要な足になっているのが納得です。

















途中の景色は本当に素晴らしく、息を呑むとはこの事です。言葉では表せません。これこそレソトですね。





















一時間ほどで、目的地に着きました。ポニーから降りてガイドについて急勾配の山道を歩くこと15分ほどで目的の壁画に着きました。27000年前に描かれたものだそうです。かなり薄いですが、人や動物、道具らしき物が確認できました。





















帰りは来たのとは別のコースを進み、結局出発してからは2時間少しでした。思ったよりお尻も痛くならなかったし、貴重な経験ができました。

2019年4月15日月曜日

マレツニャネの滝とセモンコン

前から行きたいと思っていたマレツニャネ(Maletsunyane)の滝へ行ってきました。マセルからタ約2時間半のドライブです。

マレツニャネの滝は落差が192メートルとアフリカで一番を誇ります。あの有名なビクトリアの滝でも108メートルですから二倍近いですね。世界自然遺産にも指定されています。

しばらく雄大な長めを楽しんでから、近くの町、セモンコン(Semongkon)で昼食を取りました。このあたりの中心地なのですが、ほとんど露店だけで何もありません。その一角のテーブルが一つあるだけの小さなレストランでパップとチキンを食べました。というか、これ以外にメニューがないのです。中心にある数少ない露店ではない商店の前にはたくさんの馬やらロバが繋がれていました。もちろん自動車もあるのですが、レソトの地方では今でも馬やロバが重要な交通手段なのです。これに買った食料品などを積んで遠く離れた自宅まで帰るのです。