2009年10月30日金曜日

インターネットラジオは面白い!

スマートフォンの良いところは、いろいろなアプリケーションをインストールできることだ。最近インストールして気に入っているのがインターネットラジオだ。

iTuneでも聞くことができるが、スマートフォンにインストールするといつでもどこでも聞けるので便利だ。僕はWunderRadioというアプリケーションを使っている。世界中の何十という放送局が最初かジャンル分けして登録されているので、それをタップするだけでよい。面白いのはGPS機能を使うと、近くにあるラジオ局をリストアップしてくれる。ただ、日本の場合は日本にあるすべてのラジオ局が選択されるようであまり意味はない。

僕が主に聞いているのはワシントンDCのラジオ局で、24時間365日ひたすらニュースを流している。ラジオ放送はテレビ以上にすごい早口だ。集中して聞かないと何を言っているのかわからないが、それだけに最強のリスニング教材にもなる。それ以外にはポップスやクラシックロックの専門局をお気に入りに登録してあって、気分が向けば聞いている。

大抵は通勤時間に聞くのだが、ここのところ、KindleやらポータブルDVDプレイヤーにインターネットラジオと、やたら電車の中が忙しい。欠点は当然だが、携帯電話の圏外、特に地下鉄の中では聞けない。

いずれにしても、これを聞き出してからiPodをほとんど持ち歩かなくなった。

2009年10月24日土曜日

Amazon Kindleを使う

Amazonの電子ブックリーダーKindleがようやく日本でも使えるようになった。さっそく申し込んで、一昨日に届いた。

紙の本と比べるために既に持っているペーパーバックと同じものを購入してみた。MenuからKindle Storeに移ると、Amazonの過去の購買履歴から推奨本が表示されている。ウェブと同様にカテゴリから選ぶこともできるし、検索してもよい。既に登録してあるAmazon.comのアカウントが最初から組み込んであるので、IDやパスワード、クレジットカード情報を入力する必要もない。本を選んでワンクリックで即ダウンロードされる。時間はほんの数秒だろうか。携帯電話のネットワークを使っているが、通信料はAmazonが負担するので契約も何も不要だ。

モニタは非常に見やすく、目にも優しい。紙の本よりずっと読みやすい気がする。最近は年のせいか、目を酷使する職業のせいか(多分前者)、目がしょぼつくことが多いのでフォントの大きさを変えられるのは非常にありがたい。単語にカーソルを合わせると自動的に内臓辞書が起動し、下部の小さな窓に意味が表示される。

Kindleにはベーシックウェブブラウザが付いていて、内臓辞書や全文検索機能と同様にいつでもシームレスに使うことができる。テキストだけで画像などは見えないが、Wikipediaや辞書サイトなら不自由なく見られるし、Googleを使って用例を調べらることもできる。その他にも自分でストックした例文集をウェブにアップしてあるのだが、これもいつでも参照できる。いずれも今までは携帯で見ていたが、小さくて見にくかった。Kindleの美しいモニタで見られるのは素晴らしい。

本好きの人の多くが何冊かの本を平行して読んでいるだろう。僕もそうだが、持ち歩くのが大変だ。特にコンピュータ関係の本は分厚くてそれをカバンに入れてしまうと、他の本を一緒に持ち歩く体力はとてもない。Kindleならそんな心配は無用だ。また、都会のマンション住まいで、一杯になった本は時々実家に送っているが、10年前にすでに3000冊を上回っていて、これ以上は送れない。ということで電子ブックには大いに期待している。

Kindle自体は259ドルと円高とは言え決して安くはない。しかし、電子ブックリーダーとしての使い勝手、手軽さ、省スペースだけでなく、モバイル・インターネットデバイスとしても魅力的だ。ちょっと奮発してオリジナルレザーカバーも購入。29.99ドル。

2009年10月18日日曜日

イーモバイルな旅行記

この季節に家内と二人で温泉旅行へ行くことがここ数年、恒例になったいる。今年も金曜日に休みを取って仙台へ行ってきた。東北は初めてだ。一泊なので荷物もごく少ない。一番重いのはネットブックだ。普通のノートパソコンに比べると軽いが、他の荷物が軽いのでやたらと重く感じる。

東京駅を出て上野を過ぎるとネットブックを開いて、イーモバイルの携帯とBluetoothで繋いで仙台の観光スポットなどをチェックする。リラックスするのが目的なので観光地巡りするつもりはないが、とりあえず青葉城くらいは行くことにしよう。あと牛タンを食べねば。専門店が駅ビルにたくさんありそうだ。しかし、新幹線はトンネルが多いので、インターネットがその度に切れる。ちょっとイライラする。でもイーモバイルは本当に便利。

東京を出て約2時間で仙台着。地下のレストラン街にあるレストランへ直行。牛タンステーキを注文する。楽天がクライマックスシーズン出場を決めた直後だったので、食後のドリンクが何でも無料とかで僕はビール、家内は赤ワインを頼む。ラッキー :-)

食事の後はバスで青葉城まで。約20分。山城なので仙台の中心街が一望できる。なかなか良い眺めだ。定番の伊達政宗公の銅像前で写真を撮る。仙台市立博物館へ行ったがなんと改装のため長期休刊中。ちょっとがっかり。あとは散歩がてらぶらぶら歩いて仙台駅まで。

泊まりは作並温泉という、仙台駅から40分ほどの所だ。途中イーモバイルしていたら、ぷっつりと切れてしまった。作並のあたりはイーモバイルのサービス地域外なのだ。イーモバイルは田舎ではほとんど使えない。家内のauとかは全然使えるのに。着いたらあたりはすっかり暗くなっていた。送迎バスで5分ほどの旅館まで。さっそく風呂へ入って、部屋で食事。まずまず。無線LANはなし。まあ、いいか。

翌日は、ゆっくり朝風呂。周辺を散策後に再び仙台駅まで。お土産に牛タンと笹かまぼこを買ってから、再度新幹線で東京まで。

作並温泉はかなり山深いがこれでも仙台市内にある。宮城県の人口のほぼ半分が仙台市に住んでいるとか。

2009年10月14日水曜日

無料の国際SIMカードをGetする

GSM携帯電話も持っている。3バンドと言われる携帯電話で、SIMカードさえ挿せば南米と日本・韓国を除く、世界中で携帯電話が使える。4バンドなら南米でも使える。もっとも持っているSIMカードはアメリカ国内専用のものなので、アメリカでないと使えない。レンタルや日本の携帯電話の海外ローミングよりもずっと安い料金で携帯電話を使える。

最近はアメリカ以外の国、例えばオセアニアや東南アジアにも行ってみたいと思うようになった。そのためにはその国のSIMカードを使えば良いが、GSMは世界規格なので、全世界共通で使えるSIMカードもある。モベルという会社が無料(送料は必要)で配布していたので、申し込んだ。

電話番号はイギリスのものだ。通話料金ははっきり言って高い。例えばオーストラリアへ行った場合だと、

受信料金 オーストラリア国内通話料金 日本への国際通話料金 その他の国への通話料金 SMS(ショートメッセージ)
160円 140円 290円 400円 90円


これがイーモバイルの海外ローミングだと、

受信料金 オーストラリア国内通話料金 日本への国際通話料金 その他の国への通話料金 SMS(ショートメッセージ)
100円 100円 300円 300円 50円


という具合だ。これだとローミングが全然安い。利用可能エリアは国際SIMカードがずっと広い、というか全世界なのでそれがメリットと言えばメリットだろう。まあ、SIMカード自体は無料だし、通話料金で利益を出しているのだろう。

今のGSM携帯電話も古くなってきたので、4バンド+WCDMA対応に買い換えようかとも思っている。それだとまさしく世界中どこでも使えることになる。もちろんホテルとかでインターネットが使える環境ならSkypeで電話するので格安だ。ただ、日本へかけたり、日本からかかってくるにしても時差もあるのでホテルからかけられるとは限らないし、現地の番号へかけることもなくはない。やはり携帯電話は必須だ。

これは以前使っていた、アメリカ(T-Mobile)のプリペイド用のSIMカード。通話料金はこれが一番安いが、現地でないとリチャージできないなど不便なので今は使っていない。

 


2009年10月11日日曜日

国際SMS利用のためのトリビア

日本では携帯電話間のメッセージのやり取りは電子メール(インターネット・メール)が中心で、いわゆるSMS(ショート・メッセージ・サービス)は日本では異なる携帯電話業者間のやり取りができないことも手伝ってほとんど使われていない。しかし、国際的に見ると電子メールよりずっと安価だし、電話番号だけわかれば世界中のどこの携帯電話にでもメッセージが送れるので完全にSMSが中心だ。これも日本の携帯電話のガラパゴス化の象徴の一つだ。

前から何とか海外の知人・友人の携帯電話にSMSメッセージを送れないかと思っていたが、Skypeを使えば良いことに気づいた。

僕の携帯電話はイーモバイルなのだが、他の携帯電話会社と同じく日本国内の携帯電話にSMSを送信することはできない。海外の携帯電話にも送れない。ところが、仕様上、海外から送られたSMSは受信することができる。さらに僕の携帯電話はWindows MobileなのでSkypeをインストールしてある。SkypeにはSMS送信機能があるから、世界中の携帯電話に送信できる。ただし受信機能はないので、それでだけでは受信した側が、その携帯電話番号に送信できない。つまり一方通行になる。これでは意味が文字通り半減する。

ところがSkpeには送信元の電話番号を設定する機能がある。それを自分の携帯電話の番号を設定するのだ。相手はSkypeから受け取ったSMSを僕の携帯電話からと認識するので、それに対して送信もできるという事になる。

このあたりの仕組みはNTT DocomoやSoftbankも同じらしい。つまりau以外の携帯電話ならSkypeがインストール可能なスマートフォン+Skypeの組み合わせで自由にSMSを送受信できる。ただし相手が送信できるのは海外の携帯電話だけだが。

2009年10月10日土曜日

高尾山登山記録その17

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅

先々週行ったときは「まだまだ夏だなぁ」と感じたが、今日は完全に秋の気配だった。七時間ほどのハイキング中に曇ったり晴れたり、寒くなったり、暑くなったりと寒暖の変化が激しい。やはりそれなりのウェアが必要だなぁ。

台風明けだったので折れた小枝があちこちで散乱していた。一丁平では大きな木が折れて倒れていた。

2009年10月8日木曜日

蘇ったノートパソコン

現在はEee PCのネットブックに外付けの20インチモニターとキーボードを付けてメインのPとして使っているが、以前はIBMのThinkPad X30というノートパソコンを使っていた。あまりに遅いので、書斎の片隅で埃を被っていたのだが、ふと思い立ってUbuntuをインストールして見た。ウェブサイトからISOをダウンロードしてCDに焼いて、ブートし、ものの十数分でインストールは完了。

マシンが古い上にメモリ512MBではサクサクとまでは行かないが、Windows XP よりはずっとストレスなく動く。さっそくSkypeとTwitterアプリをインストールした。いろいろな周辺機がつながっていて機動性が悪くなっているネットブックに変わって、自宅内携帯端末として快適に動き回っている。まさしく蘇った。

実はThinkPadには別のLinuxをインストールしようとしたことがある。しかし、NICがうまく認識できず結局断念していうた。Ubuntuはデスクトップ用Linuxとして最も普及しているだけあって、特別な設定は何もせずにインストールできたのはさすがだ。Bluetoothも挿すだけで認識した。最新版(8.10)になって随分良くなったようだ。ただ、ウェブの情報では電源管理がやや悪く、バッテリーの寿命はWindowsより短くなるらしい。

現状ではどうしてもWindowsではないとダメなソフトもある。例えば弥生会計を捨てるわけには行かない。ただし、自宅のWindowsサーバーに移行して、リモートデスクトップでアクセスして使うことはできるので、それも含めて考え中だ。

2009年10月4日日曜日

折り畳み自転車の話

友人に折り畳み自転車をもらった。アメリカのDAHON(ダホン)という折り畳み自転車の専業メーカーのものだ。恥ずかしながらDAHONという会社も、この世の中に折り畳み自転車の専業メーカーなるものがあることも知らなかった。

都心のマンション暮らしで、新しい自転車を買うと置く場所がないとかで「あげましょうか?」「あっ、いいですね。下さい」という軽い乗りでもらったのだが、一見して高級品であることがわかる。それもそのはず、126,000円もしたとか。もちろん全体の作りも個々のパーツもしっかりしている。ブレーキは油圧、21段変速。恐縮、恐縮。

それで今日は立川まで行ってきた。片道約12キロ。往復で2時間だった。なかかな快適だ。タイヤも太めだし、サドルにサスペンションが付いているので、多少の段差は気にせずにどんどんと行ける。街中では歩道を、郊外では車道と変幻自在。スピードも意外と出る。21段変速なのでアップダウンも何のそのだ。

僕は今までロードバイク一辺倒だったが、どうしても車道になるし、ドロップハンドルは視界が悪いので街乗りには適さない。車の通行量が多い都会ではどうしても乗るのが億劫になる。しかし、これは気楽に乗れるし、ママチャリと違って10キロや20キロ程度の距離なら十分だ。良い運動にもなる。愛車になる予感だ。

 
 




2009年10月3日土曜日

自転車の最高速度は?

タレントの長島一茂も自転車乗りらしい。テレビで「ロードバイクなら60キロや70キロは簡単に出ますよ」と言ったとか。実際自転車の最高速度はどのくらいだろうか。僕もロードバイクを持っているが、平地での瞬間最大速度は50キロちょっとくらい。40キロ以上を維持できるのはせいぜい数十秒だろう。下り坂なら60キロ台を出したことはある。ものすごいスピード感と、落車したら死ぬかもしれない恐怖感で、止まってしばらくは指が強張ってハンドルから離れなかった。ロードレースの最高峰、ツールド・フランスの山岳コースでは時速100キロを超える。

しかし平地では競輪選手でも時速70キロ台くらいまでらしい。自転車は空気抵抗が大きすぎて、そのくらいが限度なのだ。30キロで推進力の80%は空気抵抗に取られる。70キロを超えると95%以上になる。それ以上はいくら脚力=推進力があっても空気抵抗に奪われてスピードが出ないのだ。

時速80キロ以上の記録の場合は、例えばトラックの後ろを走るとか空気抵抗が極端に少ないような状態で走ったものだ。それなら130キロ超の記録があるそうだ。

長島一茂は元とは言えプロ野球選手だから、かなりの脚力があるだろう。その意味で60キロや70キロという主張は正しいが、「簡単に出せる」というのは、「その気になればそれ以上出せる」という意味にも取れる。そうなると眉唾というか嘘になる。