2009年10月11日日曜日

国際SMS利用のためのトリビア

日本では携帯電話間のメッセージのやり取りは電子メール(インターネット・メール)が中心で、いわゆるSMS(ショート・メッセージ・サービス)は日本では異なる携帯電話業者間のやり取りができないことも手伝ってほとんど使われていない。しかし、国際的に見ると電子メールよりずっと安価だし、電話番号だけわかれば世界中のどこの携帯電話にでもメッセージが送れるので完全にSMSが中心だ。これも日本の携帯電話のガラパゴス化の象徴の一つだ。

前から何とか海外の知人・友人の携帯電話にSMSメッセージを送れないかと思っていたが、Skypeを使えば良いことに気づいた。

僕の携帯電話はイーモバイルなのだが、他の携帯電話会社と同じく日本国内の携帯電話にSMSを送信することはできない。海外の携帯電話にも送れない。ところが、仕様上、海外から送られたSMSは受信することができる。さらに僕の携帯電話はWindows MobileなのでSkypeをインストールしてある。SkypeにはSMS送信機能があるから、世界中の携帯電話に送信できる。ただし受信機能はないので、それでだけでは受信した側が、その携帯電話番号に送信できない。つまり一方通行になる。これでは意味が文字通り半減する。

ところがSkpeには送信元の電話番号を設定する機能がある。それを自分の携帯電話の番号を設定するのだ。相手はSkypeから受け取ったSMSを僕の携帯電話からと認識するので、それに対して送信もできるという事になる。

このあたりの仕組みはNTT DocomoやSoftbankも同じらしい。つまりau以外の携帯電話ならSkypeがインストール可能なスマートフォン+Skypeの組み合わせで自由にSMSを送受信できる。ただし相手が送信できるのは海外の携帯電話だけだが。

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