2015年9月28日月曜日

ボランティア活動最終報告会@プレトリア

何ヶ月かに一回プレトリアへ行く。JICAのミーティングに参加するためだ。先週末はあるJV(ジュニアボランティア)の最終報告会に参加した。JICAボランティアは一年目の中間報告会、二年目(帰国直前)の最終報告会の二回、全ボランティアとJICA関係者の前で活動報告をする。今回の報告者は1名のみ。非常に重要な会なので、全20名のボランティアのうち、17名が参加した。遠い者はほとんど丸一日かけてプレトリアに集まった。僕も朝7時発の長距離バスに乗り、午後2時過ぎにプレトリアに到着。すぐに市内の定宿に入り、その日は最終報告をするボランティアを含む9人で会食。

次の日は9時から最終報告会。質疑応答を含めてわずか30分。しかし、2年間の活動の集大成とも言える大切な会だ。そのために集まった。みんな仲間なのだ。夕方からは全員が参加して送別会。

次の日は朝10半のバスで任地ファラボーワにまた7時間かけて帰った。

プレトリアでの定宿は閑静な高級住宅地にある。近くにはベルギー大使館やオーストリア大使館などがあり、若い女性がジョギングしている姿などを良く見かける。どう見ても安全そうな地域だが、治安上の懸念からJICAの指示で市内全域で徒歩移動が禁止されている。どこへ行くにもタクシーを呼ばないといけないのでかなり面倒だ

Pretoria

2015年9月13日日曜日

年金生活者に見られました

アジア人は普通は、特に欧米人には若く見られる。例えばアメリカではレストランや酒屋でアルコールを提供するときに28歳以下に見える時は身分証明書の提示を求められる。僕など10回以上アメリカへ行っているが毎回、直近では50歳の時にアメリカでウェイトレスにIDを見せろと言われ、ため息を付きながら出すと、さすがに申し訳なさそうな顔をされた。
ところが逆事件は発生したのだ。いつも行っている散髪屋はgent(男性)は80ランド(800円)、pensioner(年金生活者:60歳以上)は50ランド(約500円)なのだが、昨日散髪を終えて200ランド紙幣を出したら何と150ランドのお釣りをくれたのだ。もちろん得をしたのだが、ちょっと複雑な気分だった。
しかし、あの散髪屋へ行くのは4度目なのに主人(白人)は今だに僕の顔を覚えてないということか。たしか100ランド出して20ランドお釣りをくれたこともあったような気がするのだが。

正真正銘、手打ちうどん

南アフリカには日本人は1500人ほどしかいません。それで日本食の食材店はほどんどないです。たいていは中華料理の食材店の片隅に少しだけ並べられています。任地のあるリンポポ州の州都(ポロクワネ)まで行けばあります。この前行って、カレーのルウ(S&Bゴールデンカレー)とうどんを買って来ました。カレーは美味しくできましたが、うどんはフニャフニャの腰なしでお世辞にも美味しいとは言えないです。そこで、心機一転、自分で手打ちうどんを作ってみました。地元のスーパーで強力粉と薄力粉を買って来て、悪戦苦闘すること2時間。完成したのが写真です。

これはハッキリ言ってかなり美味かったです。腰もあるし、少なくともポロクワネのうどんの10倍美味いです。やれば結構できるもんですね。


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2015年9月12日土曜日

今日は卒業式でした

今日は卒業式でした。

でも、参加したのは去年の12月に卒業した学生。今頃やるんですね。変なの。と言うことで知っている学生はまったくいませんでした。
式次第は、最初にキリスト教の牧師さんの説教があるところ以外はほぼ日本と同じ。学生と演壇の職員がマントを羽織っているところがなにかイギリス風ですね。ちょっと格好良い。

南アフリカ式なのは、卒業する学生が呼ばれて演壇に上がるときに、保護者や親戚、知人が大声で囃し立てたり、笛やワールドカップで有名になったブブセラを鳴らして祝福するところでしょうか。この学校は彼らにとって最終学歴になるので、親御さんや親戚の嬉しさはもちろんよく分かります。僕も娘が大学を卒業したときは卒業式に行って、22年間を思うと感無量でした。


しかし、ITコースの卒業生はわずか14名。毎年150〜180名の学生がITコースに入るそうなんですが、毎年少なくなって、今の最終学年の3年生は半分以下の72名。もうすぐ卒業試験ですが、今年の合格者=卒業者もそんなもんでしょうか。新入生の卒業率10%以下、3年生でも20%以下とはなかなか厳しいなぁ。

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