2020年12月23日水曜日

コロナステッカー

 三重ナンバーの車に徳島県在住のステッカー。まさかいじめられる事はないと思うけど・・。手作りじゃないので、一定の需要があるんでしょうね。なんと言っていいの。




2020年12月4日金曜日

e-Learningシステムその後

 レソト教育大学ではいくつかのプロジェクトを実施した。その一つはe-Learningシステムの構築だった。Moodleというオープンソースを使って構築し、教員の約半分くらいに使用方法の講習を行った。その後、コロナのパンデミック直前の今年の1月に帰国した。

それで久しぶりに学校に連絡をとってみると、現在レソト教育大学では全ての授業を、その私の構築したe-Learningシステムで実施しているという。現在世界中の学校で対面、物理的な教室ではなく、オンラインで授業を実施ている。だから、私がe-Learningシステムを構築したのは本当に良いタイミンがだったことになる。ほぼすべての学生が故郷に帰り、自宅からノート−パソコンや携帯電話からe-Learningサーバーにアクセスし、授業を受けているそうだ。学生にとっても教員にとってもなくてはならない必須のシステムだそうだ。偶然はもちろんなのだが、自分の作ったシステムが多くの人々に役立っているというのは嬉しいものだ。




2020年11月18日水曜日

一家に一台、モバイルスピーカー

 モバイルスピーカーを買った。普段はワイヤレスイヤホンでいいのだが、全ての音をブロックしたくない時とか、耳への圧迫感が嫌な時とかに良い。例えば掃除をしているとか、(まだしていないが)キャンプへ行って食事を摂っている時とか・・・。数時間の充電で10時間以上使えるのも良い。音質はすごく良いとはもちろん言えないが、非常に小型で、まさしくモバイル、値段を考えれば十分許容の範囲だ。ちなみにセールで1,600円ちょっと。今日は音楽を聞きながらガーデニングをした。こんなシチュエーションでもイヤホンよりずっと使い勝手が良い。



2020年10月24日土曜日

白いカエル

 自宅の庭で白いカエルを見つけた。いわゆるアルビノ(albino)に違いない。動物園で白いライオンとか蛇は見たことはあるが、こんな身近では初めて見た。先天的な色素異常だが、ライオンはともかく、普通の動物や昆虫は保護色にならないので、大人まで育つことは稀だそうだ。




2020年10月23日金曜日

Amazon Echo dot(第3世代)買いました。

 以前からスマートスピーカーに興味があったのだが、それなりの値段なので、躊躇していた。AmazonのEcho dotという機種の新型が出た(5,980円)ので、旧機種のセールがあるだろうと思っていたら案の定、しかも1,980円は格安だ。基本的な機能は同じで、違うのはスピーカーの性能くらい。どちらにしてもBluetoothの外付けスピーカーに接続するつもりだったので、旧製品でも問題ないはずだ。それで買ってみた。

天気予報やらニュースやら、予定(Googleカレンダーと連動している)を確認したりもできる。Amazonで注文した品物が届く日を教えてくれる。音声の認識は抜群とはいかないにしても、まずまず。やはりメインは音楽のストリーミングサービスとの連動だ。「アメリカのヒット曲を聞かせて」とか「ジョルジャ・スミスの曲をかけて」とかリクエストするとシャッフルしてかけてくれる。もちろん曲名の指定もできる。あとデバイスを買えば、家電の制御とかもできるようだが、そのあたりはあまり興味はない。

モニター付きの上級品もある。便利といえば便利だろうが、何万円も出す気にはならない。でも1,980円ならその価値は十分にありそうだ。




2020年9月13日日曜日

レソトの地域学習センターを建設するための寄付依頼

レソトの友人であり、著名な写真家であるジャスティス・カレべ氏が出身地に地域学習センターを建設するための寄付を募っています。

レソトには天然資源もなく、全土が山岳地帯のため耕作可能地も少ないため、多くの国民が牧畜で生計を立てています。彼の出身地のように、道もなく、徒歩や馬、ロバが主要な交通手段である地方集落も少なくありません。また学校が遠隔地である事が多いので就学率が低い傾向にあります。政府は教育を重視しており、国家予算の多くを割いていますが、後発途上国の一つであるため、外国の援助や寄付に頼らざるを得ないのです。

資金募集のサイト

https://gogetfunding.com/ha-sekantsi-learning-centre/#.X0oMAqs88kw.link

一部抜粋

村の教育、健康、経済的繁栄を改善するために、ハセカンティの地域学習センターへの支援をお願いしたいと思います。村では就労機会と教育が不足しているため、失業率は45%、非識字率は30%です。この村の子供たちは、通学するために、困難な地形を往復して約4時間歩く必要があります。したがって、多くの子供たちは断続的にしか学校に通わないか、まったく通っていません。私たちの目的は、すべての子供、大人を含むコミュニティメンバーが幼稚園、中学校、夜間学校、スキルトレーニングセンターとして機能する地域学習センターを通して教育を受けられるようにすることです。

レソトについての一派的な情報は下記のサイトを御覧下さい。

https://www.iLesotho.org






2020年8月22日土曜日

暑い日のジョギング

 毎日暑い!さすがに日中は走れないので、ここんところ夕方6時から走る。それでも気温は30度を超えている。10キロなので、1時間はかかる。最近は日没が6時40分位なので、帰ると大分暗くなっている。そのころには少し涼しくなっているが、シャツは大雨に打たれたようにびしょ濡れになっている。なんでこんな時に走るんだろうと自問する・・。習慣だからとしか言いようがない。やっぱり一日一回は体を動かさないとね。


2020年8月9日日曜日

新しいおもちゃ、Bluetooth温湿度計

 一見何の変哲もない温湿度計。実はBluetoothでスマートフォンに接続できる。それで現在はもちろん、直近一ヶ月の温度と湿度の変化を知ることができる。追加のデバイスを購入すればインターネット経由で世界中どこにいても自室(設置場所)の温湿度が分かるし、設定した温湿度になれば接続した扇風機やら電気ストーブの電源をオン・オフできる。

まあ、それだけの事だけど・・・。ちなみにこの温湿度計は約千七百円、追加のデバイスは三千四百円。温湿度計はともかく、現に買っているし、追加の方はちょっと高いので買う気にはなれないなぁ。これでエアコンとかの制御ができれば大いに実用的なんだけど、オン・オフだけじゃあね。まあ、おもちゃとしては面白いので、温湿度計だけなら買ってみようかと思える値段だ。


2020年8月8日土曜日

昔買ったロードバイク

 ずいぶん昔にロードバイクに凝っていた。そのころ買ったのがこれ、スペシャライズドというアメリカ、カリフォルニアの自転車メーカー製。カーボンファイバーフレームで確か20万円くらいしたはず。通勤はもちろん、どこへ行くにも(荷物が重くなければ)これで行っていた。家内の実家(片道70キロ)へも家内と子供は自動車で、僕はこの自転車。一度池田駅まで往復(約200キロ)したこともある。

交通事故(出会い頭に車と衝突)にあったせいもあり、いつしか乗らなくなり、そのまま家の空き部屋に放置していた。久しぶりに持ち出すと、もちろん今でも十分に乗れる。少しチューニングが必要だが、乗ってみたい気分になった。専用のシューズはあるが、ヘルメットがないので買わないといけないが・・。あと空気入れも。


2020年7月30日木曜日

強力なパスワード=覚えにくいパスワードではない

セキュリティの基本は強力なパスワードです。それは決して覚えにくいパスワードの事ではありません。
このサイトでパスワードの強度を確認できます。
たとえば、「IgoFishingEvery4Weeks」と入力します。
一般的なPCを使ったブルートフォース攻撃(総当り攻撃)によってこのパスワードを解読するには、9863世紀必要です。つまり極めて強力です。そして、覚えやすいですので、非常に優れたパスワードといえるでしょう。 多くの場合、長いパスワードは強力なパスワードです。大切なのは長さです。強力なパスワードに特殊文字は必須ではありません。定期的に変更する必要もありません。
強力なパスワード=覚えにくいパスワードはセキュリティについての最も大きな誤解の1つです。



2020年7月5日日曜日

コロナウイルス検出通知アプリをインストールしました

遅まきながらCOCOA(公式コロナウイルス検出通知アプリ)をインストールした。地元では感染者が6人しか発見されていないので、東京などの都市部より感染リスクはずっと低いはずだが、当然ゼロではない。通知が来ないことを祈る。

ちなみに、スマートフォン(iPhone)が英語モードなのでアプリも自動的に英語表示になっている。スマートフォンだけでなく、コンピュータのOSは特に支えのない限り、以前から英語版を使っている。IT関係は英語の情報が日本語よりはるかに多いという実用上の理由からだ。



2020年7月4日土曜日

今日の朝食と昼食

以前から週末(休日)の朝食は僕が作る。今日は昼食も作った。最近は夕食も週一で作っている。南アフリカやレソトでは一人暮らして自炊していたので作れないことはない。でも、一人だと失敗しても自業自得だが、家族の分もとなるとそうはいかないので、少し緊張する。

朝食はホットサンドとサラダ。最近の定番。
昼食はビザ。一応生地から作った。悪くはないが、改良の余地あり。




2020年7月2日木曜日

家庭用精米機のススメ

家庭用精米機を持っていて、ほぼ毎日精米をしている。普通は精米済みの米を買う人が多い。でも、お米というのは精米すると、とたんに酸化が始まる。酸化すると味の劣化が始まる。それで、できるだけ食べる(炊く)直前に精米した方が良いのだ。比べてみると、こんなに味が違うのかと感心する。そのくらい違う(美味しい)。精米機はピンきりだが、3万〜4万円くらいだ。安くはないが、炊飯器に比べれば安い。とにかく値段の価値は間違いなくある。普通のスーパーでも玄米は売っているが、私は農家の親戚から買うので、大分安く買える。高いブランド米を買うのもよいが、精米機を買ったほうが美味しいお米を食べられる。





2020年6月27日土曜日

ドライブレコーダーを買いました

最近社会問題になっている「あおり運転」。それ以外にも車に関する犯罪は少なくないです。それで、ドライブレコーダーを買いました。御存知の通り、ドライブレコーダーは他の車が自分の車に衝突した時に、車、運転者、ナンバープレートやその時の状況を記録します。それは犯人を捕まえる時や法廷で決定的な証拠になります。

それだけでなく、最近のものは、センターラインをまたいだり、交通事故が何回も起こった場所、記録しているんでしょうね、に近づくと警告してくれるそうです。駐車中の監視機能を使うと、自宅で防犯カメラとしても使えそうですね。




2020年6月22日月曜日

10キロのランはちょっとキツイけど・・・

帰国してから半年以上経ったが、少しずつ、しかし確実に、体重が増えてきた😅😅😅。基本的には太りやすい体質なことは確か。体重を維持するには日頃の節制が欠かせないのだが、コロナもあり、足りなかったのか・・。でも、週に4日は5キロ走っている。そう短い距離ではないと思うのだが、それ以上に食べていたということだろう。

それで、少し食べるのを、特に炭水化物、控えてランを10キロにした。まだ一ヶ月程だが、かなり効果があった。体重そのものはそんなに減っていないのだが、体脂肪、特にお腹周りは確実に減ってきた。MサイズのTシャツを着てもお腹はまったく目立たない。これからどんどん暑くなるので少しキツイのは確かだが、当面続けることにしよう。



2020年5月30日土曜日

JICAボランティアはいつ再開するのか

コロナウイルスのパンデミックでJICAボランティア活動が休止して数ヶ月になります。当初3月末に派遣予定だった2019年3次隊が5月以降に、6月に訓練開始予定だった2020年1次隊の訓練開始が7月以降になりました。JICA関係者によると、いずれも再延期されて、来年4月以降になるそうです。しかし、この騒動が1年で収束するとは思えません。ワクチンまたは効果的な治療薬が開発されて普及するまで再開は難しいと思います。ちなみに、いままで最も早く開発されたワクチンはおたふく風邪用で4年、通常は10−15年かかるそうです。



2020年5月29日金曜日

大浜海岸に行ってきました

自宅のある阿南市の南隣の美波町の大浜海岸に行って来ました。しばらく海のない国で過ごしたせいか、このごろ海を見たくなることがよくあります。美しい海岸線とオーシャンヴューは日本人の原風景の一つと言えるかもしれません。
ここは瀬戸内海と太平洋の境界(正確にはぎりぎり太平洋)で、ウミガメの産卵地としても有名です。私が小学生の頃は1日2、3回、産卵するために上陸していたそうですが、最近はそう頻繁ではないそうです。






2020年5月23日土曜日

帰国してもうすぐ半年、さて・・

外出自粛も終わりましたが、特に日常生活に変化はありません。帰国してからすぐにコロナの流行が始まったので、出鼻をくじかれた感じです。新しい事もできず、当然働けず、ずっと髪結いの亭主状態です。

家内が出勤してからは午前中は読書、午後は適当、コンピュータをいじったり、音楽を聞いたり、買い物に行ったり、家事の真似事をしたり、やっぱり読書したり・・・。夕方にはジョギングにでかけます。いつもは5キロですが、今日は久しぶりに10キロ走りました。海岸沿いの道が景色も良く、なかなか快適でした。

でも、帰国してもうすぐ半年になるし、いつまでもこんな生活はできないなぁ。考え中です。結局はコロナ次第なんでしょうけどねぇ。



2020年4月29日水曜日

海岸で遊ぶ子供たち

今日は昭和の日の休日です。家にいるのもなんなので、近くの海岸へ散歩に行ってきました。このあたりは淡島海岸、中林海岸、北の脇海岸が連なる地元の名勝地?です。夏になると海水浴客で賑わいます。もちろんこの季節は人気は稀です。でも親子連れをポチポトと見かけました。子供たちは水辺で楽しそうに遊んでいました。きっと自宅にいるのに飽きたのでしょう。このくらいじゃあ全然密じゃないし、ロックダウン違反にはならないでしょう。





2020年4月27日月曜日

落雷神社

私の故郷は桑野川の河口に開けた古くからの農村です。いまでもたくさんの田んぼがあります。その河口近くにはたくさんの小さな丘があり、お椀をひっくり返したような形をしています。その丘にはたいてい小さな神社があります。そのうちの1つは落雷神社という珍しい名前で、日本に二箇所しかないそうです。由来は分かりませんが、遠い昔に村人が雷神をなだめるために建てたのかもしれません。





2020年4月26日日曜日

協力隊まつり2020オンライン

最近いろいろな意味で注目されているオンラインコミュニケーション・ツール(ウェブ会議システム)のZoomを使った会議に参加しました。JICAのボランティア活動を応援する目的です。オフラインでの開催予定だったそうですが、急遽オンラインに変更されたそうです。JICAボランティアのウェブサイトに案内があったので、申し込みました。ボランティアOB/OG以外にもコロナ騒ぎで緊急帰国したボランティア等がスピーカーとして参加され、貴重な話を聞くことができました。

JICAボランティア活動はコロナウイルスのせいで大きなダメージを受けているのはご存知のとおりです。元ボランティアとして、なにかできることがあればしようと思いました。



2020年4月24日金曜日

三年ぶりの鍛冶ヶ峰

三年ぶりに鍛冶ケ峰へ行ってきました。標高250m、自宅から4km、徒歩(だけ)で一時間半程です。景色は息をのむほど美しいです。北40Km先には鳴門大橋とそれにつらなる淡路島、東側の紀伊水道の向こう45kmには和歌山県が見えます。写真ではとてもその美しさを表せません。ほんの1時間半のハイキング、車もバスもなし、徒歩だけ!でこんな美しい場所に行けるなんて素晴らしいです。





2020年4月18日土曜日

故郷は遠きにありて思うもの・・・

最近ほぼ毎日5キロ走っています。山あり、川あり、海あり・・。どこにでもある田舎町ですが、まあ良いところです。東京にいるときでも、なんのかんので同じ日本だからでしょうが、あまり感じなかったんですが、海外で生活すると日本の景色の美しさ、繊細さがよく分かります。



2020年4月10日金曜日

マスクと女性

明眸皓歯(めいぼうこうし)と言う言葉がある。
輝く眸(ひとみ)と皓(しろ)い歯。美人を形容する言葉だ。

「明眸(めいぼう)の皓歯(こうし)見えざるマスクかな」

「あの女性は輝く美しいひとみをしているが、風邪をひいているせいかマスクをしているので口元は見えない。でも歯もきっと白くて美しいんだろうな」と言った意味の句だ。マスクは冬の季語。

コロナ騒ぎで道行く女性、男性もだが、のほとんどがマスクをしている。ふと歳時記にあったこの句を思い出した。
マスクは日本の冬の風物詩で、他人に風邪を移すまいとする淳風美俗だと思うのだが、人々にこの句のような艶やかさはもちろん感じない。

2020年3月29日日曜日

レソトが封鎖(ロックダウン)されます

レソト政府は、3月29日深夜(30日)から3週間レソト全土をロックダウンすると発表しました。
現時点でコロナウイルスの感染者は出ていない(正確には発見されていない)ようですが、医療システムが脆弱なため、感染が広がればまったく対処できないでしょう。また、HIV(エイズ)の感染率が高く、免疫力が低下している人が多いため、多くの犠牲者が出ることは避けられないでしょう。


【ロックダウンの概要】
(1)すべての人々は,2020年3月29日深夜(30日)から同年4月21日(予定)の期間,日常生活が制限され自宅待機となる。
(2)以下の必要不可欠なサービスを提供する人々に限り業務の継続が認められる。
・医療,治安維持,銀行,スーパーマーケット,食料品店,必要不可欠なサービスを提供する公務員,水供給,エネルギー,ガソリンスタンド,農業・牧畜
(3)すべての市民は自宅待機を命じられ,食料・燃料の調達,医療サービスを受ける場合にのみ外出が許可される。
(4)葬式を除いて,すべての会議,集会は禁止される。葬式の場合も50名を超えてはいけない。
(5)警察・軍隊はすべての人々の行動を監視することを命じられる。
(6)すべてのエンターテイメントおよびスポーツ活動は即座に中止されるべきである。
(7)レソト国民,外交官,国際機関職員を含むすべての人々は,国外への不必要な旅行を中止すべきである。
(8)旅行やその他の理由のためレソト国外にいるすべての人々は,医療,食料,必要雑貨等に係る必要不可欠なサービスを提供する人々を除いて,現在滞在している国に留まらなければならない。
(9)本パンデミックに係るフェイクニュースの流布に関与したジャーナリスト或いはジャーナリスト以外の人々は,法執行機関により罰せられる。


2020年3月20日金曜日

故郷の川

地元に那賀川という大きな川があります。その河口付近の写真を撮ってみました。子供の時の思い出とまったく変わらない風景です。時は流れても景色は変わりません。



2020年3月14日土曜日

JICAボランティア2019年3次隊派遣の延期

新型コロナウイルスの拡散に伴い、JICAボランティア2019年3次隊の派遣が延期されました。当初は2020年3月末から随時任国に出発する予定だったのですが、5月中旬以降になったようです。あくまで「以降=早くて」です。日本で感染が収束したとしても、受入国側、医療体制が脆弱な途上国、で感染拡大の可能性があれば派遣はできません。5月中旬以降も派遣できずに大幅に遅れる可能性も否定できません。かと言ってボランティアの大半は退職参加、ボランティアに参加するために仕事を辞めているので中止はできません。明後日(3月16日)で70日間の訓練を終える皆さんの心中を思うと心が痛みます。


派遣だけでなく、今は今年の冬(2020年2次隊)〜来年の春(2020年3次隊)に派遣予定のボランティアの募集期間でもあります。しかし、募集説明会は全て中止されているので、応募が大幅に減少するのは間違いないでしょう。

JICAボランティア活動への影響は計り知れません。


追加#1 (2020年3月17日)
現在募集中の「2020年春募集」について、大量の案件の募集がなくなっています。30件以上あった「コンピュータ技術」もゼロになっています。事実上の募集中止と言って良いと思います。日本から入国できない国も増えている現状ではしかたがないでしょうね。募集を継続している案件についてはよほど緊急性が高いのかもしれません。

追加#2 (2020年3月18日)
JICAは現在活動中の全世界のボランティアに対して帰国命令を出したそうです。全世界で活動中のボランティアは約1700人、70ヵ国に及びます。2年の任期で残りが短い人は事実上の任期短縮になるでしょう。そうでない人は再赴任になるのでしょうか?荷物はどうするのでしょうか?現在赴任中の知人の話だと、まだ特別な指示は出ていないそうです。仕方がないとは言え、仕事の途中で帰国を余儀なくされ、しかも次の予定がまったく立たない状態では大変でしょうね

追加#3 (2020年3月20日)
上記の知人は明日(3月21日)発ドバイ経由で帰国するそうです。荷物は本人がいなくても処分できるように整理しておくように指示されたそうです。殆どのボランティアはスーツケース3個程で来ているので、帰りも同じくらいなので全部持って帰えれるでしょうが。




2020年2月1日土曜日

任国事情@二本松訓練所

JICA二本松訓練所では2019年3次隊が訓練中です。JICAの依頼で任国事情(レソト)の講義をしてきました。と言ってもこの隊次でレソトに派遣される訓練生は1名なので、マンツーマンです。派遣先は私と同じレソト教育大学の予定です。それで詳しい活動内容、生活上で注意する点等、内容の濃い引き継ぎができました。赴任後はきっと素晴らしい活動をしてくれると思います。
二本松訓練所は相変わらずですが、訓練期間が年齢いよらず70日になっていたり、朝のジョギングが廃止されていたりと、訓練内容はかなり変わっているようです。
講義の後は南アフリカ、エスワティニの訓練生、講師といっしょに岳温泉へ飲みに行きました。

 

2020年1月9日木曜日

帰国しました

レソトでの2年間のボランティア活動を終えて帰国しました。終わってみるとあっという間でしたが、それなりの成果をあげられたと自負しています。
JICAとアフリカ開発銀行から、それぞれ1台、合計2台の高性能サーバーの寄贈を受け、仮想環境を構築し、10年以上前に作られた旧式のサーバーを移行したのです。いろいろな制限はあるにしろ、その仮想環境上に20台近いサーバーを構築できます。まさしくコンピュータシステム(基盤)を刷新したと言っても過言ではないでしょう。レソト教育大学の人々からも感謝されました。学長には「学校の職員として働かないか?」との誘いを受けたほどです。ありがたい申し出ですが、諸般の事情で2年以上は滞在できないためお断りしましたが。
帰国しても特に今後の予定は決まっていません。しばらく英気を養ってから、ゆっくりと考える事にします。