2018年6月30日土曜日

レソトで唯一の駅、マセル駅へ行ってきました

国境の近くにレソトで唯一の駅があるらしく、気になっていた。今日は少し足を伸ばして(もちろん歩いて)行ってきた。

マセル駅は市北東部の工業地帯にある駅だ。貨物専用で、人は乗れない。地図で見ると国境から1キロ程東にある。つまり線路のレソト側はわずか1キロしかない。

メインサウス通りからモショエショエ通りを北へ進むと、道路標識が立っていた。さすがにレソトに一つだけしかない駅だけあって「駅」としか書いていない。
















 

 

 

と思ったら、駅のゲートにはちゃんと「マセル駅」と書いてある。






















 

 

 

 

だだっ広い構内は、貨物駅なので、大型トラックが停まるためだろうか。
















 

 

 

こちらは南アフリカ側。もちろん単線。曲がっているので国境は見えない。






















 

 

 

 

反対側の工業地帯に、さらに線路が伸びている。






















 

 

 

 

このコンテナが駅の事務所らしい。土曜日のせいか閉まっている。警備員がいたので、聞くと平日に南アフリカから一往復だけ運行するらしい。






















 

 

 

 

という訳で、今日は運行はないので、線路沿いを工業地帯側に沿って歩いてみた。いくつかの支線に分かれていて、それぞれ工場に引き込まれている。しかし、レールを見ると錆びていて、使われていない線路も多いようだ。
















 

 

 

ここで行き止まり。

















 

 

 

と言う訳で生まれて初めての「撮り鉄」はレソト、マセル駅でした。

2018年6月21日木曜日

コマンドラインからGoogle Driveを使う

コンピュータに興味のない方には関係のない話で恐縮だが、コマンドラインからGoogle Driveへファイルを転送するツールがある事を最近知った。
マイクロソフトの買収で有名になったgithubというサイトからダウンロードできる( https://github.com/prasmussen/gdrive )。gdrive と言う。Windows、Mac、Linux、いずれにも対応している。

適当なフォルダに落として、まず最初にコマンドラインで実行すると、認証コードが表示されるので、それをブラウザにコピペする。そうするとブラウザに承認コードが表示され、それをさらに、コマンドラインにペーストすると準備完了だ。 パソコンやサーバーの任意のフォルダのファイルを、Google Driveの任意のフォルダにアップロードできる。もちろん逆にダウンロードもできる。

これの何が便利かと言うと、パソコンやサーバー上の重要なファイルを簡単なスクリプト作ることで、自動的にバックアップできるのだ。しかも、保存先はどんなファイルサーバーよりも信頼できる Google Driveだ。その上、勤務先のレソト教育大学は教育機関用のGoogleアカウントを持っているので、Google Driveの容量は無料かつ無制限だ。今まで校内のサーバーのバックアップ先に困っていたが、これで大分解決できる。
もちろん構築中のe-ラーニングシステムのデータベースもこれでバックアップするように設定した。Googleさん、ありがとう!


2018年6月19日火曜日

暖炉を使ったら部屋中煙だらけ

レソトはアフリカとはいえ、全土が1,600m以上の高地にある。当然ながら冬は寒い。首都マセルは雪こそ降らないが、朝夕はかなり冷える。ということで、寒さに耐えられなくなり、リビングルームの暖炉に火を入れた。暖炉など使ったことはないが、バーベキューの要領で新聞紙を丸めて小枝から種火を作り、何とか薪が燃えだした。「おぉ、温かい!」と喜んだのもつかの間、煙突から抜けていくはずの煙が、部屋中に充満しだしたのだ。「これはたまらん!」と窓を全開。すぐに再び寒くなった。
翌日、同僚に聞いたところ、暖炉の内側に煙突側のカバーを開けるためのレバーがあるという。良く分からないので、家に来てもらって開けてもらった。良かった。これで暖炉が使える。でも、今でも部屋中、と言うより家中が臭い。週末になっても匂いが抜けなければ消臭剤を買おう。


2018年6月16日土曜日

berg = Thaba = mountain

南アフリカの山岳地帯に語尾に「berg」と付く地名がたくさんある。調べるとアフリカーンス語で「山」という意味だった。レソトには「Thaba」が語頭に付く地名がたくさんある。それで「もしや」と思って調べるとやはりソト語で「山」という意味だった。ビンゴ!
ちょっとした事だが、こんなことがあると少しだけハッピーな気分になる。
とりあえずはソト語の語彙が一つだけ増えた。

2018年6月14日木曜日

自転車を買いました

レソトのSV(シニアボランティア)は自動車を買っても良い。世界中でレソトの他は南アフリカ、スワジランド、パプア・ニューギニアのボランティアだけに認められた特権だ。これは主に治安上の理由だ。つまり、治安が悪くて徒歩での移動が推奨されない地域で認められている。ただ、レソトは治安が悪いことで知られる南アフリカ事務所の管轄なので、認められているが、実際は南アフリカよりはるかに治安が良い。

とりあえず、僕の場合は金もないし、職場まで歩いて5分程だし、週末の買い物はタクシーで十分事足りる。という事で、車を買うつもりはまったくない。しかし、車がないと活動範囲がかなり限定される。それで自転車を買った。

中古のマウンテンバイクで、値段は600ランド、日本円で約6000円と格安だ。自転車があれば、例えば片道30Km位であれば日帰りでも十分行ってこれる。少し頑張れば50Km位でも可能だろう。この距離をタクシーで行こうとするとかなりの料金を払わないといけない。自転車ならタダだし、気が向けばフラっと行ける。

という事で、週末のポタリング(自転車で、目的なくフラリと遠出をすること)が楽しみだ。


2018年6月9日土曜日

e-ラーニングシステムの導入#3

セットアップはほぼ終わったが、肝心のシステムの使い方を日々ドキュメントと格闘しながら理解している。オープンソースソフトウェアの常で機能がやたらと多いてんこ盛り状態。
それらを抽出し、基本的な機能に絞った講師用のマニュアルの作成もほぼ終わった。
本番環境でテストはしたくないので、日本の自宅にあるサーバーに同じアプリケーションをインストールして、それをテスト環境として使っている。まず、日本のサーバーで設定や操作方法を確認してから本番環境の変更をするようにしている。さすがにレソトから日本へアクセスするとかなり遅い。ほとんど反応しないときもあるが、もちろんないより100倍良い。
写真はテスト環境。インストール当初は空っぽだったが、徐々にそれらしくなってきた。

e-ラーニングシステムの導入#2
e-ラーニングシステムの導入#1


2018年6月2日土曜日

暗号化されていないウェブサイトを持つ会社は信用されない!

7月からChromeブラウザでアクセスしているウェブサイトが通信のSSL(https)による暗号化をサポートしていない場合、アドレスバーの左端に「保護されていません」(英語ではnot secure)という警告が表示されるようになります。逆に暗号化されているウェブサイトには「保護された通信」(Secure)と表示されます(これは今でも表示されます)。


この結果、暗号化されていない、つまり危険なウェブサイトかどうかをユーザーは明示的に知ることができるようになり、そのようなウェブウェブへのアクセス率が大幅に低下する事が予想されます。暗号化されていないウェブサイトを持つ会社は信用されないようになるのです。


という事で私のビジネス用のウェブサイト( https://www.intranet.co.jp )も遅まきながらSSLで暗号化しました。皆さん、安心してアクセスして下さい( ^ ^ ;)。

※ちなみにこのウェブサイトは私の日本の自宅の書斎にあります。