国境の近くにレソトで唯一の駅があるらしく、気になっていた。今日は少し足を伸ばして(もちろん歩いて)行ってきた。
マセル駅は市北東部の工業地帯にある駅だ。貨物専用で、人は乗れない。地図で見ると国境から1キロ程東にある。つまり線路のレソト側はわずか1キロしかない。
メインサウス通りからモショエショエ通りを北へ進むと、道路標識が立っていた。さすがにレソトに一つだけしかない駅だけあって「駅」としか書いていない。
と思ったら、駅のゲートにはちゃんと「マセル駅」と書いてある。
だだっ広い構内は、貨物駅なので、大型トラックが停まるためだろうか。
こちらは南アフリカ側。もちろん単線。曲がっているので国境は見えない。
反対側の工業地帯に、さらに線路が伸びている。
このコンテナが駅の事務所らしい。土曜日のせいか閉まっている。警備員がいたので、聞くと平日に南アフリカから一往復だけ運行するらしい。
という訳で、今日は運行はないので、線路沿いを工業地帯側に沿って歩いてみた。いくつかの支線に分かれていて、それぞれ工場に引き込まれている。しかし、レールを見ると錆びていて、使われていない線路も多いようだ。
ここで行き止まり。
と言う訳で生まれて初めての「撮り鉄」はレソト、マセル駅でした。