開発途上国の話をすると、よく聞かれるのが治安についてだ。
日本は安全で、開発途上国は危険だと言うステレオタイプの考えを持っている人が多い。もちろん、一般的にはそうなのだが、日本にだって危険な場所はあるし、開発途上国にだって安全な場所はある。僕はそんな人にこんな話をする。
多くの人たちは安全と危険は別の状態、あるいは正反対の状態だと思っているが、これは大きな誤解だ。
この世の中に安全というものはない。存在するのは危険だけなのだ。安全とは実は危険が適切に管理されている状態なのだ。つまり安全とは危険の一つの状態なのだ。
開発途上国で生活するとこのことはよく分かるし、危険を回避するために自分がしなければいけないことも理解しやすい。
2017年7月15日土曜日
安全と危険の違い
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