2022年1月7日金曜日

iCloudを使ったカスタムドメインメールサービス

iPhoneとMac (MacBook Air)を使っている。MacのSSDが256GBと少ないのと、iPhoneとの連携の関係もあり、iCloudのストレージを200G追加している。月額400円必要だが、まぁ許容の範囲だろう。ところで、ストレージを追加するとiCloud+という名前になり、無料サービスにははない機能がいくつか追加される。その一つが「カスタムメールドメイン」だ。iCloudのメールは名前@iCloud.comというアドレスなのだが、これに独自ドメインのメールを使えるというサービスだ。もちろん条件があって、

1.独自ドメインを持っている。

2.そのドメインに使えるネームサーバーがある。

の2つを満たしていないと使えない。当たり前といえば当たり前なのだが、この2つはアップルでは提供してくれないのだ。

1.の「独自ドメインを持っている」は簡単だ。単純にレジストラから購入すればよい。もちろん費用は必要だが、comドメインなら年額1,000円もしない。問題は2.の「そのドメインに使えるネームサーバーがある」だ。有料のサービスもあるが普通は年額数千円程度はする。独自ドメインのメールは使いたいが、ドメイン名はともかく、これは少し痛い出費だ。それとネームサーバーの設定についての若干の知識が必要だ。

僕の場合は、ウェブサイトを運営するためにすでに ilesotho.org を持っている(年額1,600円程度)し、ネームサーバーは自前(自宅の書斎にサーバーがある)なので追加費用は発生しない。それで設定をしてみた。

詳細は書かないが、iCloudの管理画面からアカウント設定を選択し、カスタムメールドメイン設定を選択すると、ネームサーバーの設定に必要な情報が表示されるので、それをもとにネームサーバーを設定すれば良い。

30分ほどで完了して、カスタムドメイン(ilesotho.org)でメールの送受信ができるようになった。

実は僕は他にもドメイン名を持っている。このブログに使っている shichijo.com だ。ウェブサイトに使っているが、メールにも使っている。こちらの方はGmailだ。Gmailでも独自ドメインのメールサービスはあるのだが、以前はアカウントが5個以内なら無料だったのだ。現在はアカウント数に関わらず全て有料になっているが、無料時代に申し込んだ人はそのまま使えるのだ。このGmailのサービスでもネームサーバーは自前で用意しないといけない。ということで自前のネームサーバーを持っているといろいろ便利なことも多い。




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