2008年9月13日土曜日

僕が会社の飲み会に行かない(行けない)理由

現在担当しているプロジェクトの打ち上げの案内のメールが来た。しかし、今回も行かない(行けない)だろう。酒が嫌いなわけではない。どちらからと言うと好きなほうだ。嫌いなのは酒ではなくて煙草なのだ。

以前は多少無理をしてでも行っていたのだが、ここ数年はますます拒否反応が顕著になって、受動喫煙だけで胸がむかむかするし、しばらく体調が悪くなる。だから忘年会や歓送迎会にも行けない。僕が煙草嫌いなのを知っている同僚は「煙草は別のところで吸います」と言ってくれるときもあるが、その人が吸わなくても他の客が吸えば同じことだ。

例外がまったくないわけではない。例えば個室の焼肉屋などは気が向けば行くことがある。焼肉が特に好きだと言うことではなく、焼肉屋は普通はかなり強力な換気扇が付いている。それで個室なら同席の人が吸わなければ害は最小限に抑えられる。しかし、焼肉が好きな人ばかりではないし、こちらからそうしてくれと言うわけにはいかないので本当に稀だ。

ある医学者は「喫煙とはゆっくりとした自殺行為である」と言っている。なら、非喫煙者にとって「喫煙者とはゆっくりとした殺人者である」と言える。大相撲のロシア出身力士がマリファナ吸引で解雇されたが、煙草の害がマリファナより大きいことは医学的に確からしい。両者の唯一の違いは合法か非合法かだけなのだ。法的見地ではなく、社会的・健康的見地からすれば煙草を吸った力士も解雇されるべきだろう。

いずれにしても煙草を吸うのは本人の自由だが、毒をばら撒く権利は誰にもない。あらゆる公共の空間、オフィスは当然だが、駅や店舗、飲食店などでの喫煙を法律で禁止・規制していない国は、先進国では日本をはじめごく少数になってきた。神奈川県で禁煙条例を検討しているそうだが、やはり早急に東京なども共同歩調を取ってもらいたいものだ。

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