2007年11月5日月曜日

これは便利!Puppy linux(パピーリナックス)を使う

数多いLinuxディストりビューションの中で、最近注目されているのがPuppy Linuxだ。Puppyとは変な名前(英語で子犬の意味)だが、2003年にオーストラリア人が公開したディストリビューションだ。特徴はとにかく小さくて軽いことだ。その大きさはわずか90MB。日本語化されたエディションでも115MB程度だ。

僕はこれを256MBのUSBメモリ(大分前に1,800円で買った安物)に入れて、携帯のストラップにして持ち歩いている。最近のパソコンはたいていUSBメモリからブートできるので、これを差し込んでパワーオンすると使い慣れたWindows XPパソコンがあっという間にLinuxパソコンになってしまう。インストールも超簡単で、ISOファイルをダウンロードしてCDに焼けばそれだけでLiveCDが出来上がる。後はUSBメモリを差込み、ウィザードを起動すれば数分で終わりだ。

都内のオフィスから神奈川県にあるデータセンターによく出かけるが、ノートパソコンを持って行くのは面倒なので、センター内に常備してある共用パソコンを使う。でも、共用なのでいろいろ不具合がおこるし、保存できないデータもある。そんなときこのUSBメモリでLinuxブートすれば自分だけの環境でサクサクと快適に使える。256MBでは大きなアプリケーションは入らないが、Notesやオフィスはセンター内のWindowsサーバーにインストールしてあるのでリモートアクセスしてそれを使う。つまり、パソコンはシンクライアントとして使う訳だ。

もちろんリモートアクセスクライアント以外にも最低限必要なアプリケーションやツール類は最初から入っていて結構使える。普段はWindowsを使っているが、Linuxでも遊びたい。でもそのためのパソコンは用意できない・・・。そんな人にも超お勧めだ。お試しあれ。

Puppylinux

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