2008年8月17日日曜日

50年後のFORTRANの姿

僕はプログラマではないので、もちろん本格的なプログラムを作ることはない。しかし、ちょこちょことスクリプトを書くことはよくある。最近はWindowsの仕事が多いのだが、BATはあまりにお馬鹿さんだし、VBSは記述性が悪いので好きではない。インターネットの初期の頃は動的ウェブサイトといえばPerlという時代があって、ある程度本格的にやったことがある。それで今でもPerlを良く使う。Active Perlは僕にとっては標準インストールツールだ。

プログラム言語も今は数え切れないくらい種類があってややこしい。僕の学生のころはCOBOL,FORTRAN、Cくらいしかなかったのだが(年がわかりそうだ)。世界最初のプログラム言語であるFORTRANが生まれたのは1954年だから、今年で54歳ということになる。学生のころ授業で少し習ったがあまりまじめに勉強しなかった。

4年前にあるコンピュータ雑誌にFOTRAN生誕50年についてマサチューセッツ工科大学だったかの教授が書いた記事があった。いろいろとFOTRANやらプログラム言語の歴史について触れて、最後に未来について述べた部分があった。

「50年後のプログラム言語がどのようなものであるかを予測することはできないが、現在とはまったく違ったものであることは間違いない。しかし、そのうちの一つはやはりFORTRANと呼ばれているだろう。」

僕はこの文言がとても好きで、いろいろな人に話したことがあるのだが、誰も「面白い」と言ってくれない。

解説すると、「プログラム言語は互換性を維持しながらもどんどん変化していき、長い間には初期のものとはまったく違ったものになる」という意味になる。

ここまで説明すると大抵の人は「あー、なるほど」とは言ってくれるが、今ひとつ面白そうな顔はしない。僕はプログラム言語だけでなく、コンピュータそのものの特徴を実によく表していると思うのだが・・・。

皆さんはどう思います?やはりあまり面白くないですかね。

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