2008年10月12日日曜日

五大湖周遊の旅を終えて

アメリカ・カナダの五大湖周遊の旅から先週の土曜日に帰国した。今回の旅で一番印象深かったのは初めて訪れたカナダだった。アメリカ国境を超えて、まずはオンタリオ州の州都にしてカナダ最大の都市、トロントへ。市内観光のバスツアーに参加して一巡したが、町並みも美しく清潔で、治安も良さそうだ。実際、世界で最も住みやすい大都市の一つとして各種の統計でもランクインされているという。

トロント郊外で一泊後、400号線を経て16号線を北へ向かい、ジョージア湾沿いのリゾート地パリーサウンドを経て、ワナビティ湖をはじめ大小300もの湖に囲まれたサドバリーへ。さらに17号線を西へ折れてヒューロン湖北岸をブラインド・リバーからアメリカ国境のスーセントマリーへの約600Kmの道のりを丸一日で走破するという強行軍だった。もちろん随時休憩を取りながら湖畔の景色を堪能することができた。

しかし、その間の森の多いこと多いこと。600Kmのほとんど全てが行けども行けども森、森、森・・・。その中に大小無数の湖が点在する。そして紅葉の美しいこと。心が洗われるとはこのことだ。ロングドライブにもかかわらずほとんど疲れを感じなかったほどだ。

カナダはロシアに次いで世界第二位の広大な国土を持つ国だ。中国やアメリカよりも広い。実際は国土の多くが北極圏に属する不毛の地だ。しかし、五大湖畔の緑豊かな景色はあまりに印象深い。僕が今まで見た一番美しい景色の一つであることは確かだ。

さて、今度はどこへ行くか・・・。

今回の旅の全行程。約2400Km。

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