2008年11月22日土曜日

ウルトラポータブルを買いました

今年の1月にこのBlog でウルトラポータブル・ラップトップを紹介し、今年の大きなトレンドになると予測した。NetbookとかUMPC(ウルトラモバイル・PC)とかいろいろな呼ばれ方をしているが、おおむね2ポンド(0.9Kg)程度の超軽量で低価格なラップトップ(ノートパソコン)だ。

最大の特徴は圧倒的な低価格と抜群の携帯性だ。価格はおおむね3万円台から5万円台。従来の低価格といわれるノートパソコンの半額以下、国産となら3分の1以下の価格は衝撃的だ。そしてとにかく軽い。普段持ち歩いてもまったく気にならない。少し大げさに言えばトートバックやデイパックの片隅にも入るコンパクトさ。

先日、そのウルトラポータブルを購入した。台湾製のEee PC 1000H XP というモデルだ。重量は約1.4Kgとやや重いものの、その分キーボードやモニタが大きく使いやすい。ウルトラポータブルとしてはめずらしく120GBのハードディスクも内蔵している。バッテリーも公称7時間(実際は多分4時間程度)と長持ちだ。10GBのネットワークドライブも無料で使える。メモリは1GB、USB×4。Bluetoothとウェブカメラ内臓。

キーボードやモニタが大きいと言ってもそれはウルトラポータブルとしてはという前提だ。いままでのノートパソコンからいきなり使うと、やはり小さくて使いにくい印象はするが、あくまでも慣れの問題だろう。もっとも僕は普段デスクトップとして使う場合は写真のように外付けの15インチモニターとUSBキーボードを使っているので、まったく違和感なく快適に使える。

パフォーマンスは超快適というわけにはいかないが、音楽を聴きながらオフィスを複数動かしてものを書いたり、DVDプレーヤーとして使う分には必要十分だ。逆に言えばそれ以上の機能・性能が必要だろうか?

ウルトラポータブルは小さいという性能を最大限に追求するために高速のCPUや拡張性などを犠牲にしたと言える。かといってよほど特殊な使い方をしなければ必要十分なものは確保している。値段の安さを考えれば今後の主流となる可能性は十分あるだろう。

それにしても次期携帯電話はがぜんイーモバイルが有力になってきた。イーモバイルならBluetoothを使ってワイヤレスブロードバンドモデムとして使える。しかもデータ通信の定額料金は携帯電話会社の中で最も安い。これはウルトラポータブルと最強の組み合わせになるだろう。

0 件のコメント: