2008年11月1日土曜日

アメリカで運転するためのTips

フリーウェイの走り方
アメリカと言えばロングドライブ、そしてロングドライブには適時の休憩が欠かせない。フリーウェイにもレストエリア(REST AREA)がある。ただし、アメリカのレストエリアは文字通りの休憩所だ。小さな公園のようなものでトイレと飲み物の自動販売機くらいしかない。

本格的な休憩、食事やガソリンスタンドは一旦フリーウェイを降りる必要がある。近くに来ると「FOOD」とか「GAS」とかの標識があるのですぐわかる。日本と違って数が少ないので早め早めを心がけよう。アリゾナへ行ったときなど「NEXT GAS STATION 200 MILES」(約320Km)などという標識があって唖然とした。タンクの半分を切ったら入れるくらいの余裕が必要だ。


ガソリンの入れ方
アメリカではほぼ100%のガソリンスタンドがセルフ方式だ。給油機にクレジットカードの読み取り機が付いているので、まずカードをスライドして読み取らせる。次にガソリンの種類を選択し、ノズルを取ってガソリンを入れる。

たまにクレジットカードが使えない場合もある。そのときは事務所(たいていはコンビニを兼ねている)に入って給油機の番号と入れたい金額を言う。7番に20ドルなら「ツゥエニイダラーズ・アッツ・ナンバーセブン・プリーズ」という具合だ。給油機に戻れば入れられるようになっている。20ドル分入れれば自動的に止まる。20ドル分入る前に満タンになってしまえば、また事務所に行って「チェンジ・アッツ・ナンバーセブン・プリーズ」と言うとお釣りをくれる。

入れる量を金額で指定しないで満タンにしたい場合は「フィル・イッツ・アップ・アッツ・ナンバーセブン・プリーズ」と言う。満タンにして再度事務所に行くと料金を告げられるので払う。

交通法規-歩行者が絶対優先-
交通法規は80%くらいは日本と同じだ。一番異なるのはアメリカでは歩行者が絶対優先だということだ。例えば住宅街などで中央線や横断歩道のない道で歩行者が横断しよとしているのを見かけた場合は車が止まらないといけない。後続車がいない場合など、そのまま通過した方が早いような気がするが、車の方が停止して歩行者が横断するのを待つのが鉄則だ。

特に注意すべきはスクールバスから子供が乗降しているときだ。車は必ず手前で停まって終わるまで待つ。この違反はかなり重大な犯罪行為なので、バスの運転手は車のナンバーを記録して直ちに警察に通報する。最悪の場合逮捕・拘禁される。罰金は最低で1000ドルだ。

アメリカでは交通法規は州法なので厳密には州によって違う。でも実際は違いはごく軽微なので一つの州のものを知っていればほぼ差し支えはないだろう。僕はカリフォルニアの運転免許証を持っていたので問題はないが、初めてアメリカで運転する人は一通りの知識は必要だ。カリフォルニア州政府のウェブサイトにはPDFで公開されているが、当然英語なので多くの日本人には敷居が高かった。ところが、これを和訳して公開しているウェブサイト を見つけた。

最後に
アメリカでの運転というと地平線の彼方まで地面をつききるフリーウェイを連想する。この景色はアメリカで運転をする醍醐味だ。僕はロングドライブを経験しないとアメリカを経験したことにはならないとまで思っている。アメリカへ旅行したら一日でよいの挑戦してはどうだろうか。事前に十分な準備をすること、二人以上で乗ること、徹底的に安全運転を心がけること(クラクションを鳴らされても気にしない)、などを守れば安全にドライブを楽しむことができる。


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