2015年8月9日日曜日

クルーガー国立公園二回目

二回目のクルーガー国立公園へ行ってきた。

今回は近くに赴任しているJV(青年海外協力隊)が、そのヘルプで赴任した2人の短期JVを連れ行きたいとの事だっが。JVは車の運転が禁止されているため、クルーガー国立公園へ行くにはツアーに参加するか、SVに頼んで連れて行ってもらうしかない。僕もちょうど気分転換に行ってみたと思っていたところだったので快く引き受けた。

同じ職業訓練校に赴任している先任のSV(数学教育)とそのJV,短期JV2人、僕の合計5人で朝7時に出発。僕の家からクルーガー国立公園ファラボーワゲートまでは2キロほどなので、すぐに公園内に入って、北上、大きく迂回しながらレタバを目指す。最初はほとんど動物に遭遇せず、いつもは幾らでもいるインパラにも数回しか見られず、「今日は外れかな・・」と思ってたのだが、レタバを通過して、オリファントに向かうあたりから次々と大物に遭遇。

まずは象。象そのものはあまりめずらしくないのだが、今回は大群が舗装路を横断する光景に遭遇。これはめずらしい。象は巨大でただでさえ迫力があるのだが、大群で走り去るのはド迫力だった。最初象の通過点あたりに車を止めていたのだが、危険なので後退して撮影した。

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さらには、樹の枝に横たわるインパラを発見。これは豹(レオパード)が殺したインパラを木の上に上げて保存しているらしい。インパラを木の上に上げるとはすごい力だ。めったに見られない光景だ。

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さらにはサイだ。この地区では珍しい。巨大な角が2本。まるで重戦車のような迫力だ。

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豹(レオパード)。樹上で昼寝をしているのだろうか。まったく動かない。葉が茂っていて残念ながら全体を見ることはできなかったが、まさしく豹だ。

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オレファントをさらに南下してサタラを西に折れ、オーパンゲートに向かう途中にライオンを発見!遠くの木陰で三匹が横たわっている姿を発見するも、遠いのでよく見えない。するとすぐ近くの木陰から別のライオンが水を飲みに来た。タテガミのようなものが見えるので若いオスだろうか。

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クルーガー国立公園にはビッグ・ファイブと言われている代表的な動物がいる。象、サイ、豹、ライオン、バッファローだ。今回はそのうち四種類に巡り合えた。ラッキーだったと言うべきだろう。特に豹とライオンはこの地区(公園北部)では珍しく興奮した。

今日一緒に行った先任SVはクルーガーは今回で5回目。それでも象の大群やライオンを見たのは初めてと言っていた。今日が最初(最後かも)の短期JVの2人は幸運だった。良い思い出になったはずだ。思い出づくりのお手伝いができるのも嬉しいものだ。

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