2016年8月5日金曜日

南アフリカのHIV/AIDS

学校では定期的に学生対象にHIV/AIDSの無料の検査、カウンセリングとコンドームの配布が行われています。写真は学校の一角に設けられた特設テントです。

HIV/AIDSは南アフリカでは深刻な社会問題です。全国民の約12%が感染者と見積もられています。女性の感染率が特に高く、妊婦の30%が陽性です。陽性の妊婦の母子感染率も30%なので、これはモパニカレッジの学生の陽性率9%と一致します。つまり、学生のほとんどは母子感染だと考えられます。何の罪もない子どもたちの9%が生まれながらにHIV/AIDSに感染しているのです。幸い、徹底的な啓蒙教育や教予防活動によって若年層の感染率は低下の傾向にあるそうです。

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