2017年1月4日水曜日

最後のBlyde River Canyon

 南アフリカに来て3回目で最後の Blyde River Canyon (ブライデ・リバー・キャニオン)へ行って来ました。最初は一人で行くつもりでしたが、黒人の友達が暇を持て余しているようだったので声をかけました。

朝の8時に彼をピックアップして、約2時間で最初のビューポイント、Three Rondavels(スリーロンダベルズ) へ到着。Rondavelとは原住民の伝統的な住居ですが、この形をした巨大な岩が3つあることから名付けられました。世界三大渓谷の一つだそうですが、グランドキャニオンなどと違って緑に覆われているのが美しですね。近くにあるダムから渓谷の真下までハイキングトレイルがあるのですが、一昨年の夏に3時間近くかけて来たのを思い出しました。渓谷の下から見上げる Three Rondavels も素晴らしかったです。

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次に行ったのはLysbon Falls(リスボン・フォールス)です。最近雨が降り続いていたせいか、流量も十分で迫力のある滝が見られました。このあたりは他にも London Falls、Berlyn Fallsと3つの滝があるのですが、ここが一番のお気に入りです。3箇所ともヨーロッパの国の首都の名前が付いている理由は分かりません。

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最後は Pinnacle Rock(ピナクルロック)です。Pinnacleというのはヨーロッパにあるゴシック建築の教会や城にある先の尖った細い塔のことです。見ての通り、自然の岩がPinnacleのように見えます。どうしてこんな岩ができたのか不思議です。多分周りが陥没したのでしょうが、なぜこれだけが残ったのか・・・。

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この後で、Blyde River Canyon 観光の拠点になっているGraskop(グラスコップ)という小さな町で昼食を取ってから帰りました。このあたりには、他にもたくさんのビューポイントがありますが、あまり駆け足で見たくなかったので、今回は特に印象深かった3箇所に絞りました。天気も良く、なかなか良かったです。ビューポイントも素晴らしいのですが、途中のドライブで見える山並み美しく、目的の半分くらいはその景色ですね。

友達もこのあたりに、200キロ程北西ですが、30年以上も住んでいるのに初めてだったとかで、とても喜んでくれました。彼と行って良かったです。

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