今年はLANが生まれて30年目だそうだ。最初はシリコンバレーのど真ん中、パロアルトにあるゼロックスの研究所で複数のワークステーションでレーザープリンタを共有するために生まれた。
誕生20年のときは僕と家族はシリコンバレーにいた。当時はインターネットといえばダイアルアップ接続だった。Linuxをインストールした安物のPCをルーターにして、ダイアルアップ接続し、ハブを介して3台のPCをインターネット接続したのが我が家の最初のLANだった。もちろん非常に遅かったが、当時はテキスト中心で、あまり重いサイトもなく、メールと、会社のネットワークに入ってサーバーの管理をする程度だったので何とかなった。
アメリカの家庭用の電話は同じ市外局番への通話は無料だったので、ほとんど24時間つなぎっぱなしにして、そのLinux上で自分のドメイン使ってウェブサーバーやメールサーバーを動かしたりもしていた。当時でもさすがにアナログダイアルアップでサーバーを運用していた例は少なかっただろう。
現在の我が家のLANはもちろんADSL+ワイヤレスだが、PCは3台、サーバーが1台という構成は当時と変わらない。
あと10年たてばLANがどうなっているかわからないが、無数のワイヤレスデバイスがそれぞれ直接インターネットにつながるような形になっているかもしれない。
最初にLANにつながれたゼロックスのワークステーション
2008年3月25日火曜日
今年はLANが生まれて30年
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