2008年6月4日水曜日

自宅サーバーとディザスタリカバリ

数週間前から自宅のWindowsサーバーが時々フリーズするようになった。そのたびにリセットしていたが、頻度がだんだん多くなり、ついに本格的に対応せざるを得なくなった。この手の障害の原因はいろいろ考えれられるので切り分けが難しい。毎週システムディスクのイメージを取っているのでリストアするのが一番簡単だが、それでは根本的な問題解決にはならない。あくまで最後の手段だ。

とりあえずマルウェアを疑ってSymantec Anti Virusでスキャンしてみたが異常はない。さらにプロセスやレジストリで怪しげなものはないかをチェックしたりしたが、特におかしいところはない。どうやらその種の原因ではなさそうだ。セキュリティパッチが影響していることもあるが、リリース時期と一致しない。念のためにGoogleってみたが、それらしい情報はない。原因になりそうなドライバをいくつか削除して再インストールしてみたがだめだ。うーん、困った。

いろいろ調べていると、ハードウェア寄りの現象っぽい気がする。でも、最近インストールしたり、動作が変なハードウェアはない。ほとんどギブアップしかけたが、最後にマザーボードにささっているコネクタ類を全部はずして接続し直してみた。すると嘘のようにフリーズしなくなった。こんなこともあるんだなぁ。

朝食後に始めて、終わったのは夕方近く。日曜日をほとんど丸々費やした。原因がわかって嬉しいのは確かなんだけど、あまり充実感がない。せっかくの休みなのに、無駄な時間を過ごしてしまったってね。

メールにしろ、ウェブにしろ、Googleのサービス(Google Apps)でほとんど対応できる。独自ドメインも使えるし、非商用なら無料だ。もちろん自宅サーバーのメリットは非常に大きいが、可能な部分はGoogleに移して二重化し、障害時に切り替えることは可能だろう。ディザスタリカバリは大規模システムの専売特許ではない。




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