2016年9月24日土曜日

卒業試験直前なのに授業がない不思議

校内はすっかり来月下旬から始まる卒業・進級試験モードだ。合格率の驚異的な低さにも関わらず、授業がほとんどない。教科書を全部終わらせた訳でもない。8月の校内試験が終わると徐々に学生が来なくなり、それに伴い授業もなくなるのだ。学生が自宅で勉強するためだろうか・・。

日本なら学校が組織的に対策授業をしたりして臨戦モードになるだろう。しかし、ここではそんなことはまったくない。
とりあえず、自分の科目(Data Communication and Networking)だけでも合格率を上げようと、過去問演習・解説の特別授業を実施中だ。当然だが、学生は非常に熱心に聞いている。なぜ他の科目でも同じことをしないのか不思議でしかたがない。今週いっぱいで終わる予定だったが、学生の希望で来週も実施することになった。週末に再試験用の過去問で教材を作らないと。

※主任講師に「過去問題の演習・解説の特別授業をする。」と言ったら「なるほど、それは良いことだね。ありがとう。」と初めて気付いたような言い方。「本来はあなたが主導して講師にやらせるべきだろう。」とは言わなかったが、万事こんな感じだ。

TVET Collegeの場合は合否はNational Certificateと言う最終学歴になるので、一生ついて回る。もちろん就職にも影響大だ。なのに講師の熱意があまり感じられない。学生も合格率の低さを知っているので、最初から諦めているのかなぁ。実は僕の授業に参加しているのもほとんどは合格する可能性のある成績上位の学生ですね。

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