2021年3月29日月曜日

喜望峰はアフリカ最南端ではない

 日本のコンテナ船がスエズ運河で座礁した件で、BBCのウェブサイトが、以下のように報道していた。

「全長約193キロのスエズ運河は地中海と紅海を結ぶ運河で、アジアと欧州を最短距離でつないでいる。世界的に海上貿易量が最も多いルートの1つで、世界の貿易の約12%がこの運河を経由する。代替ルートには、アフリカ大陸南端の喜望峰を経由する方法があるが、スエズ運河経由よりもさらに2週間かかる場合がある。」

アフリカ南端は喜望峰はではなく、そこから南東へ約250キロ離れたアガサス岬だ。そこから東がインド洋、西が大西洋になる。さらに言えば喜望峰はケープ半島の先端近くにある小さな岬にすぎない。

なぜ、喜望峰がアフリカ最南端であると信じられている理由は分からない・・・。




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