2009年4月12日日曜日

村上式シンプル英語勉強法

書店の英語コーナーに行くと英会話のテキストやら学習法の本が所狭しと並んでいる。よくまぁこれだけあるものだと思う。しかも行く度に内容が入れ替わっている。といっても、僕は英語コーナーにはめったに行かないから入れ替わっていると感じるのは当然か。

その中でほとんど10年ぶりくらいに買った英語学習法の本が標記の「村上式シンプル英語学習法」だ。内容そのものよりGoogle日本法人の社長(現在は退任されたので元だが)が書いた本だったからだ。IT業界人としてGoogleの名前に引かれたのだが、読んでみると結構面白い。

「まず100万語を目標に英語の本を読む」などというのは僕自身が実践して大いに得るものがあったので「わが意を得たり」というところだ。「毎日1万語をながめる」というのはちょっと実現できそうもない。「自分に関する100の話題を丸暗記する」というのはやってみたい気もする。

中でも面白かったのは「知らない形容詞はgood からbadに変換する」だ。うーん、これは大胆な!でも本当にそうだと思う。 英語の本を読む唯一・絶対のコツは「絶対に辞書を引かない」ということだが、当然知らない単語がごっそり出てくる。

英語(日本語でも同じだが)の単語で難しいのほとんどは形容詞なのだ。しかし英語は主語と動詞さえきちんと分かれば形容詞は大して重要ではない。意味が分からなければ無視しても文章の大意は十分取れるのだ。その形容詞をばっさりとgoodかbadの二種類に分けるとはすごいノウハウだ。実践英語とはこんなのを言うのだろう。

0 件のコメント: