2009年1月14日水曜日

アメリカ人は風邪をひいても風呂へ入る

今日は風邪を引いたので会社を休んでいる。日曜日の夜くらいから体調が悪くなり、月曜日は一日休養していたのだが、昨日少し無理をして出勤したのが悪かった。途中で我慢できなくなり早退して病院へ行って薬をもらってきた。なんとか明日には出勤できればいいのだが。

日本では風邪をひけば風呂に入らないが、アメリカではそんな習慣はない。風邪を引いていても平気で風呂へ入る。これは一つには暖房方式の違いだと思われる。日本では部屋ごとに個別に暖房装置がある。そのため家の中でも寒暖の差がかなり大きい。これが風邪を悪化させる。それに対してアメリカでは強力な暖房装置が一つ設置してあり(普通はガレージ)、各部屋にダクトで暖気を送る仕組みだ。つまり、暖房のスイッチを入れれば家中が同様に暖かくなる。廊下もトイレも人が居る部屋も居ない部屋も同じ室温になる。寒暖の差がないので風呂に入っても悪化する心配はない。もう一つは、アメリカは風呂といってもシャワーだし、バスタブを使ってもぬるま湯なので、日本式の熱い風呂のように体力を消耗することはない。

暖房は大抵はガスなのだが、アメリカではガス代が非常に安く、冬は一晩中暖房を付けっぱなしにするのが普通だった。僕が在米中でもそうだった。これは極めて便利で快適だ。しかし昨今のエネルギーコストの高騰でアメリカでも個別暖房が注目されているそうだ。しかし、長い間の習慣はそう簡単には改まらないだろう。

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