2015年3月1日日曜日

南アフリカで日本(語)の本を手に入れる方法

南アフリカでの活動言語、生活言語は当然ながら英語だ。必要な専門書等は英語で良いので、地元の書店か、Kindleで手に入るはずだ。特にKindleならほとんど全ての英語の本が手に入ると言っても良いだろう。問題は日本語の本だ。もちろん南アフリカで日本語の本など100%売っていないだろうし、アマゾンも日本から南アフリカなどに配達してくれない。Kindleで手に入る本なら問題はないが、残念ながら日本の電子出版市場は貧弱で、Kindleで手に入る本はごく限られている。

それで色々考えてみると、日本には「自炊業者」という特殊なサービスがある。紙の本をスキャンしてPDF化してくれるサービスだ。自分の手持ちの本を送っても良いが、アマゾンなどで本を注文して、配達先を自炊業者にすれば、その本をPDF化して、ファイルサーバーにアップしてくれる。そのURLをメールで教えてくれるので、それを任地からダウンロードしてPCに取り込む。それをそのまま読んでも良いし、Kindleやタブレット、スマートフォンにUSBなどで転送して読むこともできる。PDF化した後の紙の本は自炊業者が処分する。これは著作権上の問題というか回避策で、自分の本を送っても無条件で処分され、紙の本は返してくれない。

自炊業者はたくさんあるが「MEGA SCAN」という業者がわりと評判が良いようだ。料金はページ数と納期で違い、351ー500ページの本を納期10営業日で800円とリーズナブルだ。出国前に一度試して見るとよいかもしれない。

もちろん南アフリカに限らず、世界中から同様の方法で日本(語)の本を手に入れる事ができるはずだ。

 

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