2015年3月8日日曜日

ジビエ料理@四季美谷温泉

あと二週間ほどで南アフリカに旅立つ。しばらく家族とも会えないので、家内、息子と三人で温泉でも行こうということになった。あまり遠いのも疲れるのでどこにしようと考えたが、剣山に登る時の道に見かけて気になっていた四季美谷温泉という温泉に行くことにした。那賀町の旧木沢村にあり、車で一時間半ほどだ。

生憎の雨の中を、午後2時に自宅を出て、国道55号線、195号線、193号線から県道295号線に入って10分ほどで着いた。かなり山深い所なので、携帯電話は3社とも通じなかった。ただ、無料のWiFiサービスがあったので、通信自体には不自由はない。

すぐに温泉に直行。浴槽はそんなに広くないが、湯治客も少なく、ゆっくりと楽しめた。6時から食事。最近ジビエ料理と称して日本カモシカの料理を出すレストランを見かけるが、ここもそうだ。ジビエは本来はフランス料理の用語で、狩猟で捕獲された食用の肉のことらしい。英語では単にGameというそうだ。最近全国各地で野生のカモシカが増えすぎて木々が荒らされて大きな被害が出ている。その対策の一環で鹿を捕獲するのだが、その有効利用という側面があるようだ。当然、猪や熊もジビエだが、熊の肉というのはさすがに食べたことがない。猪は以前からポピュラーなので何度か食べたことがある。鹿の肉は今回が二回目だ。

予約するときに夕食は懐石を頼んだ。懐石はコース料理なので、最初に向付、汁物、煮物、焼き物といった料理が順番に出てくるのだが、そうではなく、普通の旅館風の料理に焼物、吸い物などが少し追加で出てくる言わば懐石風といった感じだった。鹿肉や猪肉を使ったお皿が出たりと野趣もあり、美味しく頂いた。量もかなりあった上に、家内と日本酒を4合飲んだのでかなりお腹が一杯になった。

食後は再度温泉に入り、テレビを見たり語り合いながら持参のワインのボトルを一本空けてしまった。僕はコテッと寝てしまったが家内と息子は枕が変わったせいかあまり眠れなかったようだ。朝は雨が上がってまずまずの天気。またまた温泉へ。朝食の後でホテルの周辺を少し散策して、10時頃にチェックアウトした。

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