2015年12月24日木曜日

南アフリカのクリスマス

もうすぐクリスマス。南アフリカは人口の80%がキリスト教徒のキリスト教国だ。さぞや賑やかにクリスマスを祝うのかと思いきや、そうでもないようだ。

地元のショッピングモールには写真のように一応クリスマスツリーが飾られている。店の中にもクリスマス・グッズが売られているが、アメリカのように埋め尽くされているという感じではない。知り合い(黒人)に聞くと、クリスマスツリーを飾ったり、プレゼントをする習慣があるのは白人だけで、黒人はほとんどしないらしい。クリスマスの日に家族で集まってご馳走を食べるくらいだそうだ。

アメリカでは親子、職場の友人、親戚などなどあらゆる知人とプレゼントの交換をするし、12月に入るとリビングルームの暖炉の近くに大きなクリスマスツリーを据え付けて、知人・親戚から送られてくるクリスマスカードを壁に飾り、プレゼントをツリーの下に置く。クリスマスになるとそのプレゼントを開けるのを楽しみにしているのだ。

南アフリカでもそんなクリスマス風景を想像していただけに、少し拍子抜けした。

先日、家主(白人)の家に用があって行ったが、クリスマスツリー等の飾り付けもクリスマスカードもなく、普段と何も変わっていなかった。考えてみると郵便システムも不完全なのでクリスマスカードを送る習慣もないのかもしれない。


10341995 10208227638348544 3593485682488676607 n

0 件のコメント: